【湘南ベルマーレ】梅崎司と曺貴裁監督が明かした「心の絆」

梅崎が湘南で挑む!(C)SAKANOWA

ここまで自分を理解してくれる人がいるのかと驚かされた。

 湘南ベルマーレの新体制記者発表会が1月21日、平塚市内のサン・ライフガーデンで開かれ、新加入12選手が決意を語った。

 浦和から完全移籍で加入した梅崎司は、「10年間浦和でプレーし、良い時もあれば、苦しくつらい時もありましたが、そういった思いを含めて、新しい気持ちでやって来ました。まだ自分では成長していて、まだまだ伸びると考えています。いろいろ経験してきたことをチームに還元していきたいと思います」と抱負を語った。

 また、曺貴裁監督は梅崎に対し、次のように期待を込めた。

「彼がこれまでどんなプレーをしてきたのか、ずっと見てきました。ただ、そのプレーを知っているから来てもらった、というだけではありません。本人がどうしたいのか、こちらにどうしてほしいか、何を目指しているのか、そういった互いの思いが、このJリーグの市場の中で最も合致した。思いを共有できた。それが、彼が今ここ(新体制発表会)に座っている理由です」

 そのように獲得に至る経緯についても触れた。さらに指揮官は続けた。

「『経験を還元したい』と言っていたが、それはある意味気にしなくていい。失敗を繰り返しながらも、チャレンジして、いい選手になってほしい。その姿勢が勝利や、(2018シーズンのスローガンである)『ALIVE』につながると確信しています」

 これに対し、梅崎は曺監督の第一印象について、こう語っていた。

「プレー面も、精神面も、すべてにおいて、僕の思っていること、考えていることを、ここまで理解してくれる人がいるのかと驚かされました。僕の思いを実現してくれようとしてくれる。その気持ちに触れて、このチームで勝負したいと思いました」

 指揮官の男気が、移籍を後押ししたひとつの要因だったようだ。

 ペトロヴィッチ監督のもと、3-4-2-1システムのシャドー、ウイングバックなど複数のポジションを高いレベルでこなしており、湘南のスタイルにもすぐフィットできそうだ。何よりその気持ちのこもったプレーは、選手に精一杯の声援を送り続ける湘南のサポーターをきっと熱くさせるはずだ。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

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