G大阪ユースから地元徳島へ。期待の2年目、小西雄大にスペイン人指揮官が”ある”注文――

甲府戦でゴールを奪った小西(32番)。昨季から出場機会を増やせるか? 早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

オフにスペイン留学し、クラシコ観戦。指揮官は「戦術的な責任感を…」

 徳島ヴォルティスは1月31日のヴァンフォーレ甲府との練習試合(45分×3本)で1-1と引き分けた。試合後、2年目を迎えるスペイン人のリカルド・ロドリゲス監督は「インテンシティやフィジカルの部分は一歩前進させられた。ボールを持つことはできているだけに、あとはピッチの深さや幅を生かす攻撃の質を上げていきたい」と収穫と課題を挙げていた。

「ピッチ中央でのクオリティを上げていくこと。そこで、いかにカウンターをさせないのかも考えなければいけない。そのあたりが改善点」と、ピッチ中央をしっかりケアしながら組み立て、状況に応じてサイドを生かして大胆に攻め崩す――そのダイナミックなスタイルに一段と磨きをかける。

 31分に先制点を決めたのが2年目の小西雄大だった。G大阪ユースから2017年に加入した地元・徳島県阿波市出身のタレントだ。昨季はピッチに立てばひと一倍汗をかき、さまざまなポジションに顔を出してボールをさばき、まさにチームのダイナモとなった。シャドー、ボランチ、サイドバックなどルーキーイヤーとしては順調と言えるでリーグ13試合に出場した。

 とはいえ、今季も新たなタレントが加わりチーム内の競争は激化。この日、指揮官によると、「新たな選手が加わったことで、雄大をシャドーで起用した。少し下がり目のほうがプレーしやすいと考えて、3本目はアンカーでプレーさせた。戦術面での責任感を、さらに身に付けていってもらいたい」と、複数ポジションでプレーさせたという。 

 このオフに小西は、スペインのラージョ・バジェカーノB(4部相当)に短期練習参加し、現地でレアル・マドリード対バルセロナ(0-3)のクラシコも観戦。刺激溢れるなか、2年目のキャンプも「充実している」と言う毎日を送っている。

文:サカノワ編集グループ

 

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