「充実しています」坪井慶介がレノファ山口の色に染まる―Jリーグ2018シーズン開幕へ決意!

坪井が山口のために全身全霊をかけて闘う。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

開幕は25日にホームで熊本と対戦。大幅な選手入れ替えの影響は?

 「蹴球維新2018」をスローガンに掲げるレノファ山口が、2018シーズンを迎える。霜田正浩新監督のもと、実力派の12選手を新たに獲得。まさに”何か”を起こしそうな予感を漂わす。開幕戦は2月25日(15時30分開始)、ホームの維新みらいふスタジアムでのロアッソ熊本戦だ。

 2月15日に都内で開催された全クラブの監督と選手が一堂に会したJリーグ2018キックオフカンファレンスには、霜田監督と坪井慶介選手が出席。坪井は「山口の勝利のために全力を尽くして走ります。まだまだ成長できるところを見せます」と改めて決意を示した。

 新天地での生活について今年39歳になる坪井は、「山口はとてもいいです、充実していますよ」と話す。現在は一人暮らしだが、サッカーに没頭する日々をむしろ新鮮に感じながら過ごしている。

 これまで主に3バックのストッパー、4バックのセンターで起用されてきた。昨季からチームを支える世代別の日本代表歴を持つ福元洋平と渡辺広大に加え、大卒ルーキーの楠本卓海、昨夏から練習参加しプロ契約を勝ち取った韓国人DFミン・キョンジュンら守備陣はライバルがひしめく。ただ、そういった切磋琢磨し合える環境だからこそ、坪井は「充実感」を覚えていた。そして寄せられている大きな期待も、チームのためになると喜んで受け止める。

 一方、大幅な選手の入れ替えにより、チームがしっかり統率されるのか。そのあたりが不安要素のようにも感じられる。だが坪井は「問題ないです。チームとしての規律をしっかりシモさん(霜田監督)が作ってくれていますから」と説明していた。

 山口は熊本戦に続き、翌週の3月4日もホームで愛媛戦が組まれる。この、みらスタ2連戦で今後の長い戦いに向けた何かしらのキッカケを掴み、上昇気流に乗りたいところだ。

 「あれ? まだユニフォームが見慣れないなあ」と声を掛けられた。すると坪井は「そんなことないですよ!」と笑いながらも、本気で言い返していた。

 年齢なんて関係ない。長年に渡り大ファンだという長渕剛が歌う人生訓とも言えるフレーズは――やるなら今しかない。オレンジと黒を基調としたレノファの背番号2。坪井慶介が山口の色に染まる。

■プロフィール PROFILE■坪井慶介 つぼい・けいすけ/1979年9月16日生まれ(38歳)。東京都多摩市出身。鶴牧SCー東京小山FC―付知中―四日市中央高校―福岡大学―浦和レッズ―湘南ベルマーレ。179センチ・70キロ。昨季J2・5試合0得点、J1通算315試合1得点、J2通算5試合0得点。日本代表40試合0得点。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

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