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噂ではなく本気!? ユニオン・ベルリンを解任されたケラーに、大迫勇也のケルンがコンタクト

ユニオン・ベルリン時代にトレーニングをする内田とケラー氏(左)。ケルン行きが現実味を増してきた?(C)SAKANOWA

空席だったクラブマネジャーにアルミン・フェー氏が決定。ケルンの人事に慌ただしい動き。

ユニオン・ベルリンの監督を解任されたイェンス・ケラー氏に、1FCケルンがコンタクトを取っていることが明らかになった。ドイツの『WELT』紙などが報じている。

大迫勇也の在籍するブンデスリーガ1部のケルンは3分11敗と国内リーグ戦でいまだ未勝利のまま最下位に低迷。12月3日にペーター・シュテーガー前監督を解任している。シュテファン・ルーテンベックが暫定監督に就いた。

一方、内田篤人のいるユニオン・ベルリンは2部4位につけながら、4日にケラー前監督の突然の解任を発表。ユニオン・ベルリンのU-19チームを率いていたアンドレ・ホフシュナイダーがトップチーム監督に昇格した。

すると翌5日、一斉に各メディアがケラー氏のケルン行きの噂について報じた。『Sport.1』では、ケラー氏の仲介人(代理人)であるトーマス・アイヒン氏の「ケラーはユニオンの監督時代にも、ブンデスリーガのクラブからたくさんの話が届いていた。彼は人気がある」というコメントを掲載。また、ケルンの地元紙『エクスプレス』は、ケルンがケラー氏とコンタクトを取ったと報じたのだ。

ケラー氏は現役時代の2000年から2002年までケルンでプレーしており、クラブとの所縁はある。さらにケルンは6日にアルミン・フェー氏を、10月から空席だったクラブマネジャーに迎えいれることを正式発表した。ケラー氏とフェー氏が選手や監督としてともに仕事をしたことはないが、シュトゥットガルト(フェー氏は06-08年、14年に監督。ケラー氏はシュトゥットガルト出身で09-10年までヘッドコーチ、10年に監督を務める)で接点があった。

果たして仲介人がケルンに売り込みをしているだけなのか。ただここに来てケルンサイドの人事を巡る動きが慌ただしてなっており、当初は単なる噂と言われていたが、もしかすると……。ケラーのケルン行きはありえない話ではなくなってきたようだ。

文:サカノワ編集グループ

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