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シャペコエンセとの交流は続いている――

フットボールを通じて関係を深められるのは幸せなことだ。

閉会式では全選手で記念撮影。国際色豊かな大会として定着してきた。(C)SAKANOWA

 改めて日本とシャペコエンセの関係が深まった。ジオヴァニ・リゴッティ監督は「お互いに情報を交換しあい、フットボールを通して関係を深められたら幸せなこと。こうして、いろいろな方と、いろいろな接点ができていけるのは素晴らしい」と語っていた。またキャプテンのMFギリェルメ・ジョアンは、「日本人選手との対戦は技術も高く、とても楽しかった。もっと日本のチームとやってみたい。(さまざまな国のチームと対戦し)間違いなく将来につながるいい経験を積めた」と収穫を挙げていた。

 閉会式のあと、海外からの参加チームには村井チェアマンから記念ユニフォームが贈られた。その席で村井チェアマンは、「いつかワールドカップなど世界の舞台で再会しましょう」と呼びかけていた。

 悲劇から這い上がってきた奇跡のチーム、シャペコエンセと日本の絆は一段と強まった。世界でともに戦うという夢に向かって、サッカーを通じた交流は、これからさらに広がりを見せていきそうだ。

取材・文:塚越始

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