【U-20日本代表】前・湘南の山口智氏が監督に就任、2027年のU-20W杯を目指す「泥臭く、ハードワークできるチームに」
湘南の山口智監督。写真:井上大輔/(C)Daisuke INOUE
菅原大介氏らコーチ陣も併せて決定。
日本サッカー協会(JFA)は12月11日、2027年のFIFA U-20ワールドカップ(U-20W杯)を目指すU-20日本代表(来年はU-19日本代表)の新監督に、山口智氏(Satoshi YAMAGUCHI)が就任すると発表した。また、コーチに菅原大介氏、GKコーチに高原寿康氏、フィジカルコーチに大塚慶輔氏が就任することも併せて決まった。
山口氏は1978年4月17日生まれ、高知県出身の46歳。選手としてジェフユナイテッド市原・千葉、ガンバ大阪、京都サンガF.C.で活躍し、J1リーグ448試合・37得点、J2リーグ133試合・14得点を記録。日本代表としても国際Aマッチ2試合に出場している。
指導者としては2017年にガンバ大阪U-23ヘッドコーチを務め、その後ガンバ大阪トップチームのコーチとヘッドコーチを歴任。2021年9月から2025年まで湘南ベルマーレの監督を務め、J1リーグ155試合で40勝43分72敗の成績を残した。2019年に「JFA Proライセンス」を取得している。
山口新監督は次のようにコメントしている。
「今回、日本代表に関わらせていただき、大変光栄な思いです。来年はワールドカップがあります。いつの日かそのワールドカップの舞台に立って活躍する世代の選手たちとともに、新しくチームをスタートできることに喜びを感じると共に、大きな責任を感じています。
『謙虚に』『地道に』『大胆に』『繋がって』。選手それぞれが成長し、一人一人が繋がり、攻守にわたってスペシャルなものを引き出し合う。そして、泥臭くハードワークして戦えるチームを目指していきたいと思います。何事にも覚悟を持って向き合い、取り組んでいきたいと思います」
2027年のU-20W杯は、アゼルバイジャンとウズベキスタンの2か国共催で行われる。両国は2024年にフットサルワールドカップを開催している。




