【浦和 ACL】主将アル＝ファラジュの欠場決定的に。松葉杖をつきリハビリに努める。5/6アル・ヒラル、埼スタ決戦

来日して復帰を目指してきたが――。

[ACL決勝 第２戦] 浦和 – アル・ヒラル／ 2023年５月６日18：00／埼玉スタジアム

　 AFCアジアチャンピオンズリーグ（ACL）2022決勝・第２戦、浦和レッズ（日本 ／ J1リーグ）- アル・ヒラル（サウジアラビア１部）が５月６日、埼玉スタジアムで開催される。リヤドでの第１戦は1-1のドロー。この大会はアウェーゴールルールが採用されるため、第２戦ホームの浦和はスコアレスでもタイトルを獲得できる。つまりアル・ヒラルは最低１ゴールが必要になる。

　そうしたなか、アル・ヒラルの司令塔であるサウジアラビア代表MFサルマーン・アル＝ファラジュ（Salman Al-Faraj）が第１戦で先発出場したものの、ふくらはぎを負傷。試合直後そのままチャーター機でチームメイトとともに来日し、復帰を目指してきた。しかし５月４日時点で、まだ松葉杖をつかなければいけない状況にある。サウジアラビアの複数メディアはむしろ、このあとサウジアラビアに戻った後も重要な試合が続くなか、今シーズン中の復帰も難しいと見ている。

　アル＝ファラジュは昨年から負傷が続いたなか、カタールW杯のサウジアラビア代表に選出。初戦アルゼンチン代表戦で先発復帰を果たしたが、負傷のためハーフタイムで交代を余儀なくされた。その後もケガと復帰を繰り返して、４月にカムバック。29日の浦和とのACL決勝第１戦はフル出場を果たしていた。

　アル・ヒラルでは第１戦で先制ゴールを決めながらも、後半に岩尾憲への足蹴りで退場処分を受けたサウジアラビア代表MFサーレム・アッ＝ドーサリー（Salem Al-Dawsari）が出場停止となる。

　浦和対アル・ヒラルの第２戦は５月６日、埼スタで18時から開催される。５日の夕方には両チームの監督と代表選手によるプレスカンファレンスが実施される。