×

【日本代表】W杯最終予選、伊東純也に得点力アップの期待。一方、不起訴にも関わらず…新潮社は徹底抗戦か

伊東純也。写真:早草紀子(C)Noriko HAYAKUSA

29日に9月シリーズのメンバー発表。1月以来の復帰なるか!? あるいはまず2次予選組主体!?

[W杯アジア3次予選 1節] 日本代表 – 中国代表/2024年9月5日19:35/埼玉スタジアム

 日本サッカー協会は8月29日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)を目指すアジア最終予選(3次予選)の幕開けとなる9月2連戦(5日・中国戦@埼スタ、10日・バーレーン戦@リファー)に臨むサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)のメンバーを発表する。

 注目の一つが、スタッド・ランスに所属する伊東純也の1月に開催されたカタール・アジアカップ以来となる復帰なるかだ。

 戦力面としては多くの相乗効果が期待される。対戦相手の守備強度が増す最終予選とあって、現在日本代表に得点力のあるタレントが限られるなか、縦にもアンダーラップからも仕掛けられ、さらに逆サイドからのクロスにも詰められる。そういったゴールにより直接的に絡めて周囲の特長も引き出せる、伊東のその能力がやはり必要とされそうだ。

 三笘薫の復帰も濃厚だ。ちょうど1年前、ドイツ代表を4-1で下した時のような強力なダブル・ウイング結成と爆発が待望される。

 一方、アジアカップ期間中に伊東について報じた週刊誌が、このほどその時以来となる伊東に関する記事を掲載している。

 刑事事件では伊東と彼を訴えた女性2人が今月、いずれも不起訴処分と確定。しかも伊東から、週刊誌サイドと女性2人が信用毀損で刑事、女性2人が損害賠償請求で民事により訴えられるなか、今回も週刊誌のタイトルでは、まるで伊東を加害者扱いするように報じていて、徹底抗戦する構えを見せている。

 新潮社が再びこうした大事なタイミングで、日本代表に敵意を向けているのは非常に残念ではある。このような水を差して耳目を集めるやり口が今後も見込まれるだけに、JFAにも何かしらの対応が求められそうだ。

関連記事>>【サッカー日本代表】伊東純也の虚偽報道問題、「女性の背後関係」にも捜査

 年内のW杯最終予選は9・10・11月にそれぞれ2試合ずつ組まれる。森保一監督は3月シリーズ以降、「伊東を守るため」これまで招集してこなかったと説明してきた。あるいは2次予選で連係を高めたメンバーでまず9月シリーズを戦い、10月、11月シリーズでの伊東復帰を探ることになるのだろうか。

Ads

Ads