×

日本代表復帰だ! 毎熊晟矢がELで“実質”全3ゴールに関与。AZが3-2でエルフスボリに勝利

日本代表での毎熊晟矢。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

一方、守備面で課題も。

[EL リーグフェーズ1節]AZ 3-2 IFエルフスボリ/2024年9月26日(現地25日)/AFASスタディオン

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ1節、オランダ1部AZアルクマールが3-2でスウェーデン1部IFエルフスボリに勝利を収めた。AZのDF毎熊晟矢(Seiya MAIKUMA)は右サイドバックでフル出場し、実質全ゴールに関与するなど勝利に貢献した。

 23分に先制されたAZだが44分、毎熊のファーサイドへのクロスからGKのミスを誘発。ファン・ボメルが押し込み、AZが前半のうちに同点とする。

 さらに50分、左からのクロスに毎熊も中央で競り合うと、そのこぼれ球を再びファン・ボメルが突き刺す。これで2-1と逆転に成功した。

 そのあとカットインから毎熊が寄せ切れず強烈なシュートを打たれ、2-2と同点にされる。

 それでも74分、中央に入った毎熊が高い位置でビルドアップの起点になる。そこから展開されてPKを獲得。これをトロイ・パロットが決めて、AZが再び3-2と勝ち越した。

 試合はAZが常に主導権を握り、相手にも退場者が出て3-2で勝利を収めた。シュート数16本対3本と一方的に攻めて、ホームでしっかり3ポイントを掴んだ。

 毎熊はクロス、クロスへの競り合い、ビルドアップの起点からPK獲得と、実質全3ゴールに関与。一方、2失点目や立ち上がりにVARにより取り消されたもののファーへのクロスに対応できなかったシーンなど、守備面で課題を残した。

 北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の9月シリーズ、日本は3-4-2-1の布陣でスタートを切り、森保一監督のもと、右ウイングバックには堂安律が2試合とも先発で起用されてきた。

関連記事>>【サッカー日本代表】伊東純也 vs 告発女性、裁判の行方は? 北村弁護士が「異例」と語る理由とは?

 10月シリーズはオーストラリア代表、サウジアラビア代表という強豪との連戦が組まれる。果たして、毎熊にチャンスは!? 日本代表復帰はあるのか注目される。

Ads

Ads