【現地採点】リバプールから衝撃同点弾、田中碧に10点満点中「9」の高評価。「創造性と意欲を示した」リーズが3-3ドロー

遠藤航が久々途中出場もクローズ失敗。

[プレミアリーグ 15節] リーズ 3-3 リバプール/2025年12月7日（現地6日）/エランド・ロード

　イングランド・プレミアリーグ第15節、リーズ・ユナイテッドFCの日本代表MF田中碧（Ao TANAKA）がリバプールFCとの一戦、2-3と1点リードされて迎えた90＋6分に左足ボレーを沈め、劇的同点弾を決めてみせた。田中はプレミアリーグ2試合連続ゴールで、昨季王者から値千金となる勝点獲得に貢献した。

　ヒューゴ・エキティケに2ゴールを奪われ、常に先行される展開に。そして80分、ドミニク・ソボスライのゴールで2-3とされる。

　そこでリバプールも遠藤航（Wataru ENDO）を投入するなど逃げ切りを図る。

　しかし、ホームチームは猛攻を繰り広げ、リバプールゴールに迫る。すると90＋6分、コーナーキックがファーに流れると、65分から途中出場していた田中がしっかりと体をたたんで左ボレーで合わせ、角度のない位置からゴールネットを揺らした。

　地元メディア『リーズ・ライブ』は、田中に10点満点中「9」の最高評価を付けて、次のように評した。

「中盤に入ると、創造性と意欲を示していった。冷静さを保ちながら鮮烈なシュートを決めた」

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　リーズは4勝3分8敗の勝点15で暫定16位。一方、リバプールは7勝2分6敗の勝点23で暫定8位。