【日本代表 2019年スケジュール】キリンC杯は3月に日産&ノエスタ、6月に豊田&宮城で開催
日本代表のイレブン。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
今夏は国際大会が盛り沢山。女子W杯、南米選手権、U-20W杯が同時期に開催。
日本代表全カテゴリーの2019年の年間スケジュールが12月11日、JFAハウスで発表された。日本代表が臨むキリンチャレンジカップは、3月22日に日産スタジアム、26日にノエビアスタジアム神戸、さらに6月5日に豊田スタジアム、9日にひとめぼれスタジアム宮城で開催される。いずれもナイトゲームを予定し、対戦相手は未定。
日本代表の国際大会は、1月5日から2月1日にUAE・AFCアジアカップ、6月14日から7月7日までブラジル南米選手権(コパ・アメリカ)、12月10日から18日まで韓国・東アジア選手権に臨む。
また、ヨーロッパのオフシーズンとも重なる5月から6月まで、上記の南米選手権以外にも、さまざまな国際大会が行われる。
日本女子代表(なでしこジャパン)が参戦するフランス女子ワールドカップ(W杯)が6月7日から7月9日、U-20日本代表が臨むポーランドU-20W杯が5月25日から6月16日に組まれている。
このほか、U-17日本代表は10月5日から28日まで、ペルーU-17W杯に挑む。
関塚隆技術委員長は「ベスト16入りしたロシアW杯ではこれからの指針を示す戦いをできた。アジアカップではアジア王者を目指し、しっかりした戦いを目指す。キリンチャレンジカップで強化を図り、コパ・アメリカに臨みたい。(東京五輪世代の)U-22日本代表は森保一監督が日本代表と兼任しながら、融合した形で強化を図っていきたい」と語った。
▼東京五輪に向けて、U-22日本代表は11月に広島、12月に長崎で親善試合。
さらに、東京五輪世代にあたるU-22日本代表は、3月22日から26日までタイ・アジアU-23選手権予選に臨み、さらに3度の海外遠征を予定(5~6月、9月、10月)。東京五輪に向けて、11月17日にエディオンスタジアム広島、12月28日にトランスコスモスタジアム長崎で親善試合が組まれた。
森保一監督は日本代表について、次のように来年の目標を語った。
「アジアカップでタイトルを獲ることが目標。ロシアW杯を戦ったメンバーと新たに日本代表の歴史を築いていくと期待されるメンバーを融合し、アジアカップに臨みます。西野ジャパンの戦いを継承し、日本らしいサッカーを見せて、結果を求め、さらに融合を進めたい。コパ・アメリカは貴重な経験の場。その経験をもってさらに発展していきたい。南米のチームからはまだまだ学ぶことが多く、本気の南米と戦うことで経験値を高めたい。その成長を年末のアジアの大会で発揮したい」
また、U-22代表についての抱負は次のように語った。
「東京五輪で金メダルを獲ることを目標に準備してきた。来年もU-23代表のアジア一次予選があり、しっかり本選出場を決めて前進したい。結果にこだわりつつ、チームの成長を促せるように活動していきたいです」
文:サカノワ編集グループ