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元日本代表FW森本貴幸が飲酒運転ひき逃げ、パラグアイで逮捕

写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

2004年にJ1最年少ゴールを記録。新天地のスポルティボ・ルケーニョでのデビューにも影響か。

 パラグアイメディア『ABC』、イタリアメディア『ファンペイジ』によると、Jリーグの東京ヴェルディなどで活躍した元日本代表のFW森本貴幸(現・スポルティボ・ルケーニョ)が3月17日、パラグアイのルケーニョで、自身が運転する乗用車がバイクと衝突する人身事故を起こした。森本は転倒したバイクの運転手を救助せず現場から逃走、その後、警察に逮捕された。森本の呼気からは0.41ミリのアルコールが検出されたという。

 森本は昨年、海外再挑戦を決意してアビスパ福岡を退団。ギリシャ3部AEPコザニと契約をかわした。ところが新型コロナウイルスの影響で同リーグが開催されず。森本は1試合も出場できないまま、今年、新天地を求めてパラグアイに渡っていた。

 記事によると、この事故では森本、バイクの運転手ともに命に別状はないということだ。森本はまだパラグアイ1部リーグでデビューしておらず、記事では「この事故は彼の冒険にも影響を与えるだろう」と指摘している。

 森本は1988年5月7日生まれ、32歳。神奈川県川崎市出身、180センチ・77キロ。東京V時代の2004年、15歳11か月28日のJ1最年少得点記録を樹立。ナビスコカップ(現・ルヴァンカップ)でも、16歳10か月12日の最年少ゴール記録を作った。日本代表としても10試合・3得点を記録している。

 これまでのキャリアは、東京V ― カターニア ― ノヴァーラ ― アル・ナスル ― ジェフユナイテッド千葉 ― 川崎フロンターレ ― 福岡 ― コザニ ― スポルティボ・ルケーニョ。

 スポルティボ・ルケーニョは今季これまで、パラグアイ1部前期リーグ4勝1分3敗(9得点・8失点)で10チーム中6位。

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[文:サカノワ編集グループ]

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