田中美南が圧巻ハットトリック! なでしこジャパンがニュージーランドに快勝
田中美南がハットトリックを達成! 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
女子ワールドカップまで、あと1年。「アジアカップの悔しさを持ってプレー」。
[国際親善試合]日本女子代表 3-1 ニュージーランド女子代表/2018年6月10日/ニュージーランド・ウェリントン
女子ワールドカップ・フランス大会まであと1年。なでしこジャパン(日本女子代表)が、優勝したアジアカップ後初となる国際試合のニュージーランド戦に臨み、田中美南(ベレーザ)が圧巻のハットトリックを達成し、3-1の勝利を収めた。
FIFAランキングは、日本が11位、ニュージーランドが20位。なでしこリーグの中断期間を活かして組まれた。
日本は試合開始から主導権を握って攻め込み、長谷川唯、中里優、中島依美が立て続けにシュートを放つ。そして17分、中里のパスを受けた田中がループシュートを決めて先制に成功する。
18分にCKから一旦追い付かれたものの、34分、連係から再び田中が決めて勝ち越し。さらに44分、宇津木瑠美のクロスにまたも田中がヘッドで合わせ、前半だけでハットトリックを達成!
後半は阪口萌乃(新潟L)と三浦成美(ベレーザ)がなでしこデビューを果たすなど、選手を入れ替えて、そのまま3-1で逃げ切った。
3ゴールを決めた田中は「1点目はラッキーだったが、2、3点目は駆け引きで上回り決められました。後半も点を奪えるチャンスがあったので満足していません。(レギュラーで出場できなかった)アジアカップの悔しさを持って臨みました。その悔しさや試合に出ていない選手の気持ちも忘れず、プレーしなければいけない」と語った。
文:サカノワ編集グループ