鎌田大地がフランクフルト残留オファーに「断り」。バルサ、トッテナム、ドルトムントの争いに!?
鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
さらにセビージャも名乗り?
カタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表としてベスト16進出に貢献したドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルト所属のMF鎌田大地は2022-23シーズンで契約満了を迎える。フランクフルトは具体的な延長オファーを提示しているものの、このままフリートランスファーになる可能性が高まっている。
ドイツのサッカー専門誌『キッカー』は1月9日、2023-24シーズンに向けて、「鎌田大地とエヴァン・ヌディカが「契約延長のオファーを断っていて、夏に契約満了後に伴いフリーランスファーとなって退団する可能性が高まっている」と報じた。
クラブとしては、支払える最高額を提示。あとは待つだけ、ということだが、そのサラリーであればビッグクラブには到底適わないということだ。
ただし、フランクフルトはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント進出を決めている。鎌田をこの冬に放出するよりも、このまま戦力としてともに“戦い切る”ほうが、様々な面でプラスだと捉えているようで、今冬の放出の可能性は低いようだ。
もちろん前回の夏の移籍マーケット終盤では、突如、SLベンフィカからのオファーが届き「移籍実現まであと一歩」まで迫った。それだけに土壇場での移籍など、何が起きるかは分からない。
鎌田のみならず複数の選手が、フランクフルトからの延長オファーに対し、“即答”を避けているそうで、先行きが読めない状況になっているという。
鎌田については、同じドイツのボルシア・ドルトムントが本格的に獲得を検討していると、現地で報じられてきている。さらにはスペイン1部FCバルセロナも触手を伸ばす。また、これまでも噂に出てきたイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFC、そして同じく過去に話のあったセビージャFCの名前も浮上している。