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浦和レッズ狙うギアクマキス、ポステコグルー監督が注目発言「ここ数日で決まると思う」

セルティックのギアクマキス。(Photo by Ian MacNicol/Getty Images)

「今月末まではセルティックの選手であると思っています」。つまりは――。

 J1リーグ浦和レッズへの移籍で「クラブ間合意」に至っていると報じられるスコットランド1部セルティックFCのギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(Georgios Giakoumakis)について、セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が1月20日の記者会見で、より具体的に言及した。

 連戦の続くセルティックは、日本時間21日21時30分からスコティッシュカップ4回戦で2部グリノック・モートンFC戦に臨む。ポステコグルー監督はその前日の公式記者会見で、移籍に関して質問を受けると「インもアウトも、何も確定していません」と答えた一方、ギアクマキスについて具体的に次のように語った。

「1月の終わりまではセルティックの選手であると思っています。そうでないと言われるまで、彼はセルティックの選手であり期待しています。この数日で、どうなるか分かると思います」

 残留もあり得るということだろうか。あるいは、契約上、2月1月付けで移籍する――ということは考えられる。

 これまでのところ、移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏(@FabrizioRomano)が17日、浦和とセルティックが「クラブ間合意」に至ったものの、MLS(メジャーリーグサッカー)のアトランタ・ユナイテッドFCも獲得を検討し、まだ選手個人との合意には至っていないと報じた。

 さらに『エル・デスマルケ』などによると19日には、スペイン1部のカディスCFが、このストライカー獲得に向けてセルティックと交渉を開始したというのだ。

 他にもフランスメディア『レキップ』は12日、フランス2部FCジロンダン・ボルドーFCも移籍金250万ユーロ(約3億5000万円)から300万ユーロ(約4億1000万円)の条件でオファーを出したと報じていた。

 報じられていたとおりヨーロッパでのプレー優先なのか、あるいは浦和行きが確定していて発表待ちなのか――。

 また、ギアクマキスは1月18日に行われたスコットランド1部リーグ22節のセント・ミレンFC戦(〇4-0)をケガのため欠場したが、このほどトレーニングには復帰しているそうだ。

 28歳で185センチあるギアクマキスは、今季リーグ19試合・6得点・1アシストなど公式戦トータル31試合・10得点・1アシストを記録。先日のスコティッシュカップ準決勝キルマーノックFC戦では、途中出場から試合終了間際にチーム2点目(〇2-0)のゴールを奪った。ギリシャ代表としても11試合・2ゴール。その得点力に加え、プレッシングもプレスバックも怠らない献身性が魅力だ。

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