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【C大阪】浦和に逆転負け。香川真司が語った課題とは?「そこの意思疎通ができていれば…」、いまだ未勝利

香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ルヴァンカップで先発有力、「個人的にいろんなことを試せる機会」とホーム初勝利を誓う。

[J1 3節] 浦和 2-1 C大阪/2023年3月4日15:00/浦和駒場スタジアム

  J1リーグ3節、セレッソ大阪は1-2で浦和レッズに逆転負けを喫し、今季初勝利を逃した。リーグ戦は1分2敗。

 今季復帰したC大阪の元日本代表MF香川真司はベンチスタートから、1-1で迎えた71分に上門知樹と代わってピッチに立った。ただシュートは放てず、逆に82分の失点でチームも勝点を逃した。

 香川は「前半はいい試合展開でやれていましたが、サッカーは90分間。ちょっと耐え切れなかった。(後半途中から)入ったなかで上手く打開できるかなと思ったのですが、1失点してなかなか前へ行けず、難しい試合になりました。耐えられれば良かったのですが……」と振り返った。

 攻めるのか、守るのか――。チームは次第に狙っているコンパクトな陣形を保つことができなくなっていった。

「そこの意思疎通ができて、前へ行ければ良かったのですが……。だんだんいいテンポでボール回しをされて、裏のスペースを使われて。チームとして苦しい時間帯が続きました」

 そこで香川が変化や勢いを加えたかった。が、チームとしてオウンゴール以外では、浦和ゴールを攻略できなかった。

「ちょっとそこは試合後も話しましたが、前から行く意識を、チームで共有できていなかったです。もちろん疲れもあったので、ちょっとなかなか前へ行けなかったです」

 このあとミッドウィークには、ホームでFC東京とのルヴァンカップ・グループステージ初戦が控えている。香川の今季公式戦初先発が有力視されている。

「切り替えてやるしかないです。今日も60分、70分まではいい戦い方ができていたなか、最後2失点目を喫してしまった。この結果をしっかり受け止めて。いいところは出ていたし課題もある。ルヴァンカップ(8日、ホームでのFC東京戦)では、個人的にいろんなことを試せる機会でもあります。ホームで一度勝点3を取れるように準備したいです」

 また、浦和駒場スタジアムについて問われると、世界を舞台に戦ってきた香川は「いいスタジアム、いい雰囲気でした」とも語っていた。

 リーグ戦は1分2敗。C大阪はルヴァンカップを上手く生かしながら、3月反攻へ転じたい。もちろん桜の新8番、香川がキーマンだ。

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