【磐田vs札幌】“幻のゴール”巡り一時混乱。CK判定の抗議中にコンサ得点→やり直し
(C)SAKANOWA
そのあと17歳の新鋭・出間思努が決勝ゴール。
[ルヴァン杯 GS2節] 磐田 2-3 札幌/2023年3月25日14:03/ヤマハスタジアム
ルヴァンカップのグループステージ2節、ジュビロ磐田対コンサドーレ札幌戦の後半アディショナルタイム、“幻のゴール”を巡り両チームが主審の判定に抗議をするなど一時混乱する事態が起きた。
2-2で迎えた後半アディショナルタイム、ゴール前の混戦で馬場晴也がフリーのシュートを枠の外へ外す。主審はゴールキックをまず指示したが、そのあと副審と交信してワンタッチあったとしてコーナーキックに変更した。主審がコーナーキックを指示すると、その判定に対し磐田の選手たちが抗議する。
すると、札幌はコーナーキックをクイックスタート。荒野拓馬が左足でゴールネットを揺らしたのだ。
札幌の選手たちは歓喜するものの、判定変更によりまだ守備の準備ができていなかった磐田の選手たちは主審に詰め寄って猛抗議する。そして主審は副審と協議を行う。結果、コーナーキックのやり直しとなり、札幌の得点は取り消された。
もちろん今度は、札幌の選手たちが抗議。ただ、これは覆らなかった。
しかしドラマは待っていた――。90+7分、金子拓郎のフリーキックから、田中駿が中央に折り返す。反応した馬場が左足を振り抜く。すると17歳の新鋭・出間の踵に当たってゴールが決まり、これが決勝点に。札幌が3-2で勝点3を掴み取ってみせた。
結果的に、札幌が猛烈に畳みかける展開に。このGS、札幌は1勝1分で勝点4、磐田は2連敗。