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【日本女子代表】スペイン戦はスタメン大幅変更か。池田太監督「連戦が続き、いろんな組み合わせを含めて考えていく」。なでしこ1位突破を懸けて31日GS第3戦

スペイン戦前日、公式記者会見に臨んだなでしこジャパンの南萌華(左)。池田太監督。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

U-17、U-20W杯ファイナルで対戦、南萌華「どんな時でもスペインとの対戦は決勝戦ぐらいの気持ち」。

[女子W杯 GS3節] 日本代表 – スペイン代表/2023年7月31日16:00(現地19:00)/ウエストパック・スタジアム(NZ)

 オーストラリア・ニュージーランド共催のサッカー女子ワールドカップ(W杯)のグループC第3戦、日本女子代表の池田太監督、南萌華(ASローマ)が7月30日、翌日のスペイン女子代表戦に向けた公式記者会見に臨み抱負を語った。

 日本とスペインはGS2連勝の勝点6で、すでに決勝トーナメント進出を決めている。FIFAランキングは日本11位、スペイン6位。日本にとっては今大会初めてランキングで上回るチームとの対戦に。グループ1位をかけた対戦になる。

 スペイン代表の印象について、二人は次のように語る。

池田監督
「戦い方が本当に統一されていて、一つ共有できているところがあると思います。この大会で、その強豪と対戦できることを嬉しく思っていますし、本当に難しい試合。高い集中力で挑みたいです」


「U-17、U-20のワールドカップでスペインと決勝で対戦していて、その時から知る選手もいます。本当に技術が高く、チームとしての共通理解のレベルも高く、リスペクトしているチームです。どんな時でもスペインとは決勝戦ぐらいの気持ちで戦っています。

 日本と似たサッカーをするチームなので、面白い試合ができると思います。相手をリスペクトしつつも私たちの良さを出せるように、全力でぶつかっていきたいです」

 また、スターティングメンバーについて、池田監督は次のように語っている。

「一つはコンディションのところ。連戦が続くので、いろんな組み合わせを含めて考えていきます。どの選手が出てもしっかりとした共通理解のもとプレーできるのは我々のストロング。そういった意味では、明日のスペイン戦も、次のノックアウトステージも総合的に考えて、いろんなものを選択していければと思っています」

 GS1位、2位突破で、ノックアウトステージはそれぞれメリットとデメリットがある。1位通過では、日程が短いものの移動の負担が少なく済む。一方、2位通過ならば大移動が必要に。

 池田監督は次のように語る。

「1位通過の移動の距離など、もちろん負担など頭にあります。ただ、まず明日の試合に向けて準備し、勝利に向けて戦うこと。試合前には、Aグループの試合が終わっていますが、一つずつ目の前に集中するところは、選手に伝えていこうと思っています」

 現在得失点差で、スペインが1位、日本が2位(1差)。決勝ラウンドに進んだAグループのチームを含めて勘案し、例えば試合終盤……状況によっては、“引き分けでもOK”という展開もあり得る。

Posted by 早草紀子

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