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「遠藤航の獲得はギャンブルだ」リバプール専門サイトは日本代表MFに厳しい視線

リバプールでデビューした遠藤航。(Photo by George Wood/Getty Images)

マック・アリスター出場停止のニューカッスル戦、初先発か!?

[プレミアリーグ 2節] リバプール 3-1 ボーンマス /2023年8月19日23:00(現地15:00)/アンフィールド

 イングランド・プレミアリーグ2節、リバプールFCに加入した日本代表MF遠藤航がAFCボーンマス戦で、退場者を出して数的不利になった63分から途中出場し、新天地デビューを果たした。試合はリバプールが3-1で逃げ切った。

 2-1で迎えた58分、新加入のアレクシス・マック・アリスターが厳しい判定ではあったが相手を踏んだとして一発レッドカードで退場処分に。それでもレッズは62分、相手が出てきた背後を攻略し、ディオゴ・ジョッタの得点で、3-1とリードを広げた。

 すると63分、ユルゲン・クロップ監督は遠藤とジャスティン・クライファートを投入。遠藤はソボスライ・ドミニクとボランチのコンビを組む形で、広範囲にわたってかバーして、試合を締めた。

『リバプール・エコー』は遠藤のパフォーマンスをクローズアップ。パスは17本中15本成功、タックルは1回成功、クリア2回、インターセプト1回というデータに。ただ10人で戦ったこともあり、そのデータに対する言及はない。

 一方、前線までプレスに行ってかわされたり、キープしたボールを奪われてカウンターからピンチを招く場面もあった。それだけに、「モイセス・カイセドとロメオ・ラヴィアに目を向けていたが、もしも遠藤がリバプールの中盤の最後の補強になれば、それはギャンブルになるだろう。守備面でもさらなる戦力が必要なのは明らかだ」と、今回の遠藤のパフォーマンスでは“物足りない”という見方を示している。

 もちろん、まだ1試合プレーしただけ。しかも全体練習にも参加していないなかでのデビューとなった。

「この日本代表選手がアンフィールドで必要とされていたのと同様に、移籍市場が閉まるまで2週間を切った今、クロップはもう少し補強を必要としている」

 同メディアはいずれにせよ守備的タイプのタレントが不足しているため、まだ補強が必要だと強調している。

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 イングランドのメガクラブで一歩を踏み出した30歳のボランチが、まず勝利に貢献した。今週末のニューカッスル・ユナイテッドFC戦はマック・アリスターが出場停止になるため、果たして遠藤のプレミアリーグ初先発はあるのだろうか。

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