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【横浜FM-新潟】DOGSOでは!?喜田拓也のファウル、4要件の一つを満たさなかったと主審が判定か

(C)SAKANOWA

鈴木孝司の背中に手をかけて倒す。審判によっては…。

[J1 33節]横浜FM 0-0 新潟/2023年11月24日19:03/日産スタジアム

 J1リーグ33節、横浜F・マリノス – アルビレックス新潟戦は、スコアレスで引き分けた。これにより25日にヴィッセル神戸がホームでの名古屋グランパス戦で勝利を収めると、神戸の初となるリーグ優勝が決まる。

 この一戦でDOGSO「決定機阻止=Denying an Obvious Goal Scoring Opportunity」を巡る“疑惑の判定”があり、SNS上で話題を呼んでいる。

 22分、新潟がビッグチャンスを迎える。後方からのフィードに対し、鈴木孝司が背後のスペースへ抜け出す。これは新潟の「9番」とGK一森純の1対1か……と思われた。そこで追いかけていた横浜FMの喜田拓也が鈴木の背中に手を掛けて倒す。するとこのファウルで、主審は喜田にイエローカードを提示した。

 GKと1対1になり得た場面とあって、新潟の選手たちはDOGSO(決定機阻止)でレッドカードではないかと、主審に詰め寄り主張した。

 しかし判定は覆らず。そのまま喜田へのイエローカードのまま、新潟のフリーキックで再開された。

 改めてDOGSOを満たす4要件は、次の通り。

1)ファウルのあった地点とゴールの距離
2)プレー全体が相手ゴールに向かっている
3)守備側の選手の位置と数
4)ボールをキープできる、コントロールできる可能性があるか

 おそらく、ボールはまだ鈴木の足下になかったため、4つ目の要件が満たされていなかったと判断されたようだ。主審の判断をVARが理解したようで、VARが主審にOFRを推奨することはなかった。

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 ただし、鈴木はストライカーの本能で、ボールを自身の間合いに入れていた。そこで危険を察知した喜田がファウルで止めに行っている。もしかすると……審判によってはDOGSOでレッドカードが提示されていたケースかもしれない。

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