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DOGSO周知に一役。「Jリーグジャッジリプレイ」終了、新番組を開始へ

写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「『ルールや判定を知る』というフェーズからより進化」

 Jリーグは2月22日、今シーズンからDAZNで配信されてきた「Jリーグジャッジリプレイ」が終了し、新番組をスタートさせると発表した

 Jリーグによると、「これまでの『ルールや判定を知る』というフェーズからより進化し、レフェリングに関する疑問やルールをわかりやすく解説し、審判についての理解・関心を深めてもらうことを目的に皆さまにお届けする新番組を開始いたします」と説明している。詳細は決定次第、発表させるという。

 原博実さん(現・フットボール本部長)、平畠啓史さん、司会の桑原学さんが中心となって、Jリーグのジャッジで話題を集めたシーンについて議論。FIFA審判インストラクターの深野悦子さん、元国際レフェリーの家本政明さんら審判員の目から詳しく語られ、日本のサッカーファンのルールと審判員への理解に一役買ってきた。

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 ハンドの判定に関しては、主審の主観も関わってくるので、絶対(ファクト)はないという審判員からの解説などは、よりサッカーを深く知る役割も担った。特に一発レッドカードになる決定機阻止のDOGSO(ドグソ)の4要件(1:ファウルのあった地点とゴールの距離 2:プレー全体が相手ゴールに向かっている 3:守備側の選手の位置と数 4:ボールをキープできる、コントロールできる可能性があるか)、SPA(スパ、ビッグチャンスになる攻撃阻止)との差の周知を、コアファンや関係者に深めた貢献度ははかり知れない。

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