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【鹿島アントラーズ】苦節7年、宿泊施設「No.12 Kashima Fan Zone」オープン

宿泊施設「No.12 Kashima Fan Zone」がオープン! (C)KASHIMA ANTLERS

ファン・サポーターが試合後に憩える新たな拠点に。株式会社ステイケーションカシマとサプライヤー契約を締結。

 J1リーグの鹿島アントラーズは3月22日、株式会社ステイケーションカシマ(木村一希 代表取締役)とサプライヤー契約を締結したと発表した。

 ステイケーションカシマは、鹿行地域のまちづくり会社である株式会社KXと、不動産の再生・活用を中心とした地方創生事業の企画監修を手掛けるツキヒホールディングス株式会社にて設立された、鹿嶋市を本拠地とする宿泊事業運営を行う企業。3月22日にはホームタウンである鹿行地域5市の交流人口と滞在時間の増加を目的に、鹿嶋市内にて宿泊施設「No.12 Kashima Fan Zone」をオープンした。

 鹿島アントラーズとステイケーションカシマは、「本パートナーシップ、当施設『No.12 Kashima Fan Zone』を通じて、ホームタウンや鹿行地域の魅力をこれまで以上に感じていただけるよう連携してまいります」と、今後の展開を楽しみにしている。

「No.12 Kashima Fan Zone(ナンバートゥエルブ カシマファンゾーン)」は、県立カシマサッカースタジアム徒歩圏に完成した複合型宿泊施設。「12番目の選手」であるファン・サポーターのが試合後もさらに楽しめるように、宿泊はもちろん、サウナ、飲食、物販、ライブイベントなど様々なアクティビティやコンテンツを用意している。

「No.12 Kashima Fan Zone」はフットボールの試合日のみならず、試合日以外にも鹿行・カシマの魅力を感じてもらえるイベント・コンテンツを展開予定だ。

■ No.12施設概要
・名称:No.12 Kashima Fan Zone
・運営会社:株式会社ステイケーションカシマ
・所在:鹿嶋市大字宮中字中町附4813他(コメリパワー鹿嶋店隣地)
・敷地面積:9,560㎡
・開業日:2025年3月22日(土)
同日より4月4日(金)以降の宿泊予約受付開始
・営業時間:宿泊施設 8:00~22:00 / デイユース11:00~22:00
・施設用途: 宿泊、サウナ温浴、飲食、物販、ライブラリー、 イベントスペース(音楽ライブイベント、e-sportsイベント、 パブリックビューイングなどの利用を想定)、駐車場
・宿泊棟:全8棟(各棟定員6名)
・共用棟:サウナ、飲食棟、 ライブラリーショップ棟ほか(デイユース可)

 ステイケーションカシマ代表取締役 木村一希氏
「このたび、鹿嶋市にNo.12 Kashima Fan Zoneがついにオープン致します。本プロジェクトの話が湧き上がってから苦節約7年。新型コロナウイルスをはじめとする様々な問題などがありましたが、なんとかオープンできる運びとなりました。この街における一番大事なものは人々の”熱”と考えており、なんとかそれが表現できるような施設をと、誠心誠意持てるチカラをすべて注ぎ込んだつもりです。この場所が今後鹿嶋の人々だけでなく、多くの人の心の拠り所になれるよう、今後も全力で運営していく所存です。色々な使用用途に対応できるような施設になっておりますので、”こんなことがしたい””これをやってみたい”などのご要望ございましたらお気軽にご相談下さいませ」

 株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー代表取締役社長 小泉文明氏

「鹿島アントラーズのホームタウンにお越しいただく地域内外のファン・サポーターの皆様、並びにクラブのステークホルダーの皆様に、改めてホームタウンの魅力を感じていただくきっかけとして、今回のサプライヤー契約を締結いたしました。施設名称の『No.12 Kashima Fan Zone』に込められた想いの通り、日頃よりアントラーズを応援していただいている皆様が、試合日はもちろん、非試合日もご利用いただき、鹿行地域での食やレジャーアクティビティなどを楽しんでいただればと思います」

鹿嶋市長 田口伸一氏
「鹿嶋市は、東京から日帰りできるという近さのメリットもあり、鹿島アントラーズの試合においては東京や関東近郊から多くの方にご来場いただいております。一方で、観光の面では通過型観光地として来訪者の滞在時間が短く機会損失が生じておりました。このたび“No.12”が開業し,鹿嶋市を含め鹿行地域の周遊の起点として利用されることで、来訪者の滞在時間延長に寄与するものと期待しております。また“No.12”は、本市の都市計画マスタープランにおいて『にぎわい拠点』内に位置しております。鹿島アントラーズとのサプライヤー契約により、相互が連携し多くの人々が行き交う交流の場となることを期待しております」