J2降格決定の横浜FCが声明「J1で戦い続けられる集団」へ「しっかり原因分析し、改善に取り組む」
横浜FCのエンブレム (C)SAKANOWA
四度目のJ1挑戦は1年で降格に。
J1リーグの横浜FCは11月9日、17位・横浜F・マリノスの勝利に伴い18位以下が確定し、来季のJ2降格が決まった。
クラブは公式サイトで声明を発表。片原大示郎社長の名義で「心より深くお詫び申し上げます」と謝罪。四度目のJ1挑戦は1年で終わり、「経営体制、強化体制を含めて『J1で戦い続けられる集団』とすべく、しっかりと原因分析をおこない、改善に取り組んでまいります」と、今後の方針を示している。
そのうえで、次のように決意を示している。
「クラブのエンブレムに記された不死鳥のごとく、何度でも何度でも諦めることなく前を向き、全員で切磋琢磨し、必ずや再びこのJ1の舞台に返り咲き、次なるステージに進むべく、まずは今シーズン残り2試合を最後まで全力で戦い抜くことをお約束いたします。 どうか引き続き、皆様からのご支援・ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます」
コロナ禍を経て、横浜FC主催ゲームでのニッパツ三ツ沢球技場内の導線は大幅に変更された。一部を除くメディアやアウェークラブのスタッフは作業や控えスペースがなく、時に雨ざらしの中で取材、観戦せざるを得ない環境となっている。
もちろんスタジアムの規模を踏まえると、配慮をより限定的にしていくメリットもあるはずだ。一方で、さまざまな機会を失っているようにも映る。
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横浜FCは選手たちに加え、OBの個性も才能も豊かである。知見を結集し横浜FCがより多くの人に支持され、むしろJ1上位に食い込んでいく――その領域まで達する未来を期待したい。




