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J3とJFLの昇降格、一体どうなる!? Honda FCが2位以上確定。Jリーグ資格喪失のケースは…

写真:手塚大介/(C)Daisuke TEZUKA

滋賀は優勝で自動昇格、2位だとJ3最下位と入れ替え戦。青森は2位入りへわずかなチャンス。現在のJ3最下位は…。

 国内リーグ4部に相当するアマチュア最高峰の日本フットボールリーグ(JFL)は11月8日・9日に第29節が行われ、首位Honda FCが岡崎優希のゴールで横川武蔵野FCに1-0で勝利し、勝点を57に伸ばした。残りは2試合で、2位レイラック滋賀は勝点55、3位ラインメール青森は勝点50となっている。

 この結果、Honda FCの今季2位以上が確定。企業クラブとしてアマチュア最強を目指すスタンスを貫くHondaは、Jリーグ入会を申請していない。

 そのため、来季2026シーズンのJ3とJFLの入れ替えは最大で1チームとなることが確定した。

 J3昇格(J3入会)の可能性を残すのは、滋賀と青森の2クラブのみ(青森は2位入りへ、わずかにチャンスがある)。

 滋賀がHondaを抜いて逆転優勝した場合、J3最下位チームの自動降格が決まる。

 一方、滋賀または青森が2位の場合、J3最下位チームとの入れ替え戦に臨む。

 現在のJ3は、アスルクラロ沼津が勝点28で最下位。19位は勝点3差でカマタマーレ讃岐だ。つまりHonda FCの2位以内確定により、J3では「19位」に入れば来季の残留が確定することになる。

 しかも入れ替え戦に敗れた場合、Jリーグ資格を喪失することになる。JFLでの成績のみならず、改めて財務、観客動員力などが審査される。

 なお、4位ブリオベッカ浦安・市川から下位のチームは、2位以上の可能性がなくなった。昨季J3から降格したグルージャ盛岡、Y.S.C.C.横浜の1年でのJリーグ“再挑戦”はならなかった。

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 J3・JFL入れ替え戦は、第1戦がJFLクラブのホームで12月7日(日)、第2戦がJ3クラブのホームで14日(日)に行われる予定だ。