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町田ゼルビアはどうなる!? サイバー藤田社長が退任し会長職へ。ホリエモン「またデカいことをやると思う」

堀江貴文さん。(C)SAKANOWA

4年を目処に山内新社長へ“8割”の業務を移譲。

 株式会社サイバーエージェントは11月14日、藤田晋社長が退任し、代表権を持つ会長に就くと発表した。新社長には42歳の山内隆裕専務執行役員が就任する。12月の株主総会と取締役会で正式決定する予定だ。

 52歳の藤田氏は、同社をパブリックカンパニーとしてより社会に貢献していく方針を掲げており、60歳までに社長職を退く意向を以前から示していた。今回の決断はそのロードマップの一環だ。

 会長就任後は、業務を段階的に移譲。4年後には山内氏へ“8割方”を託す計画だという。

 この発表を受け、藤田氏とは旧知の仲である実業家の堀江貴文氏が自身のユーチューブチャンネル『ホリエモンチャンネル』で次のように語った。

「藤田さんは次、何をやるのかな。またデカいことをやりたくなるのではないか。どんなことよりも、事業をやるのが好きなタイプ。サイバーエージェントの会長を辞めたあと、また新しいことを始めるのではないか」

 そして気になるのが、サイバーエージェントが責任企業を務めるFC町田ゼルビアの今後だ。藤田氏は2022年12月に町田の運営会社である株式会社ゼルビアの代表取締役社長兼CEOに就任。クラブはそのあとJ1昇格、AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリート出場権獲得、そして来週の天皇杯決勝進出と躍進を遂げ続けてきた。

 藤田氏が語る“4年後を目処に仕事の大半を引き継ぐ”という方針は、クラブ運営に影響を及ぼす可能性がある。サイバーエージェントとして、重要なコンテンツであり、出資先になっていくのであれば――また、新たな展開が待っているか。

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 藤田氏が町田の代表職を続ける可能性も残るが、今回の退任には、サイバーエージェントのためにも一歩離れるという決意も感じられる。『町田ゼルビア・藤田晋氏・サイバーエージェント』の関係がこれから、どのようになっていくのか注目だ。