【浦和】「口先だけの計画に未来ナシ」厳しい横断幕が並ぶ。退任の大槻毅監督「まず謝罪したい」

最終戦後のセレモニーでは、ゴール裏に厳しい文言の横断幕が掲げられた。(C)SAKANOWA

札幌に0-2で敗れ、13勝7分14敗の10位で終える。

[J1 34節] 浦和 0-2 札幌/2020年12月19日14:00/埼玉スタジアム

 浦和レッズはリーグ最終34節、ホームの埼スタで北海道コンサドーレ札幌に0-2で敗れ、13勝7分14敗(43得点・56失点)の10位で2020シーズンの全日程を終えた。再建に向けた3年計画の1年目、試合後のセレモニーではゴール裏に、「口先だけの計画に未来ナシ」「一過性のビジョンより一貫性あるチーム作りを」「浦和を背負う限り毎シーズン、優勝を求めろ。這い上がれ浦和」など厳しい内容の横断幕が掲げられた。

「ACL出場権獲得+得失点差プラス10」を目標に掲げた今季、新型コロナウイルスの影響を受けてJ2降格がなくなったものの、ノルマと言える勝率5割も切った。退任する大槻毅監督はセレモニーで、「まず始めに謝罪したい」と切り出して、次のようにあいさつした。

「今日本当に残念なゲームでしたし、監督として期待された場所に選手と一緒に行くことができませんでした。非常に自分自身に残念に思っているし、皆さんに本当に謝りたい。本当に申し訳ありませんでした」

 続けて指揮官は感謝を伝えた。

「二番目に、本当に感謝しています。今シーズンの特に難しい状況のなか、7月4日にスタジアムに来た時、本当に驚きました。あのスタジアムをこの状況で作ってくれたことに本当に感動しました。そのあとチームが苦しい状況でも支えてくれて、いつも皆様がそばにいてくれることが、我々を後押ししてくれました」

「ここにいる選手たちには感謝しかなく、ともに仕事をするなかで、力強さと自信を僕に与えてくれました。それを皆さんの前で表現することができなかったを苦しく思っています」

 そしてファンとサポーターへ、指揮官が想いを伝えた。

「今スタジアムに来ていただいている方だけでなく、DAZNやテレビで見てくれている方を含め、浦和レッズを支えているすべての人たちに感謝しています。この空間、大好きな『We are Reds』というコールがありますが、その『We』に皆さんがいて選手がいる、この空間が大好きです。来年以降、この空間で皆様が浦和レッズと共有する時間がずっと続くと思います。それを喜びの時間に持っていける形、それが我々の目指すところだと思います。そのために選手は全力を尽くしてくれます。今後とも浦和レッズをお願いします。本当にありがとうございました」

 そのように大槻監督は、浦和を支え続けてほしいと呼び掛けた。

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[取材・文:塚越始]

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