【Jリーグ】危険タックル増加傾向、VARチェックの約2割。JFA審判委員会が指摘
Jリーグ フラッグ 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
安全を脅かすプレー、「百年構想リーグでは多い」
日本サッカー協会(JFA)審判委員会は4月8日、2026年度第1回のレフェリーブリーフィングを開催し、そのなかで現在開催中の特別大会「百年構想リーグ」で、相手選手の安全を脅かす危険なタックルが目立つという気になる傾向を報告した。
具体例として、柏レイソル対東京ヴェルディ戦での原田亘、FC町田ゼルビア対川崎フロンターレ戦でのエリキ、ヴィッセル神戸対アビスパ福岡戦での見木友哉によるプレーが取り上げられた。いずれも「相手競技者に対して危険であり、安全を脅かすチャレンジ」とみなされ、一発退場となるレッドカードの判定が下されている。
佐藤隆治JFA審判マネジャー(Jリーグ担当)は、「足裏でのタックルやイエローカードを含めた無謀なチャレンジ、またレッドカードに該当するシリアス・ファウルプレーが、この百年構想リーグでは多いです」と説明。VARが介入した事象のうち「危険なプレー」の可能性があるとしてチェックされた割合は、2025年度の12.8パーセントに対し、百年構想リーグでは9試合を終えた時点で19.8パーセントにまで上昇している(最終的にノーファウル判定になったケースも含む)。
佐藤マネジャーは、現場のレフェリーと選手の意識について次のように見解を述べた。
「こうしたシーンが多い傾向にある。球際に激しくいっているとも言えるが、現場のレフェリーがいかに正しくジャッジするか。また選手がどれだけ気を付けてプレーするか。審判の正しい判断とともに、声掛けなど必要なマネジメントを徹底しようとも話している。選手に相手をケガさせる意図はないかもしれないが、試合中に必要なコミュニケーションはとっていこうと伝えている」
なお、このブリーフィングで扱われた映像資料は、すでに各クラブに共有されているということだ。
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