【浦和】ホームでの東京V戦へ、スコルジャ監督が「力強さも備え、ボールもキープできる」と警戒した選手は?

東京V戦に向けて取材に応じた浦和のスコルジャ監督。(C)SAKANOWA

「レッズはビルドアップはかなり得意でも、ラストパスの判断がよくないことがある」と課題も挙げる

[百年構想リーグ 地域ラウンド10節] 浦和―東京V/2026年4月12日14:00/埼玉スタジアム

 浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が4月10日、オンライン取材に応じて2日後の東京ヴェルディ戦に向けて抱負を語った。

 川崎フロンターレ戦では試合直前に宮本優太がアクシデントでメンバー外になり、さらにキックオフ直後にはダニーロ・ボザが負傷により交代を余儀なくされた。

 この試合でのセンターバックの起用について、指揮官は「ダニーロとミヤの復帰を促しながら、すべての可能性を考慮して準備したい」と、東京Vのアタッカー陣の特徴を踏まえた人選をしたいということだ。川崎戦に続いて柴戸海、あるいは安居海渡、さらには片山瑛一の抜擢もあり得る。

 また、約1か月前の3月14日の対戦では東京Vに0-1で敗れている。指揮官はホームでの“打倒・東京V”へ次のようにポイントを挙げた。

「相手のシステムだけでなく、どのような守り方をしているかも考慮しなければなりません(※同じシステムであっても特徴は異なるという意味)。ビルドアップしている時の東京Vのウイングバックのプレッシャーはかなり強度が高いです。

 また相手のゾーン1では5バックになることを考え、いかに背後を突くかも考えてきました。ヴェルディは非常に組織的な戦い方ができるチーム。多くのチャンスを作るのは難しくなります。チャンスを作るためには、連係、タイミング、そしてプレースピードが必要になってきます」

 プレーの再現性や自動化ももちろん大切である。ただ、特にゴール前では、その瞬間ごとの判断、呼吸が重要だとも強調する。

「レッズはビルドアップはかなり得意でも、ラストパスの判断がよくないことがあります。ヴェルディ戦ではハーフスペース(5レーンのゴールの両脇のスペース)でオープンにボールを持った時、早めに背後のスペースを突く判断が大切になってくると思います。そこでのプレーの自動化ができずにいて苦しんでいるのは確かです」

 また、エースである染野唯月にも警戒する。

「ヴェルディのストライカーとシャドーの特長を考えなければいけない。非常に攻撃のスピードがあり、染野は力強さも備え、ボールもキープできます。(センターバックの人選について)それに対し、まずどのような組み合わせがいいかを考えています」

 柴戸のプレーを評価する一方、「いろいろなオプションも試してきた」ということだ。

 誰が起用されても……「求められるのはペナルティエリア内で染野を押さえることです」とも強調していた。もちろん染野を警戒することでのシャドーの福田湧矢ら、さらにはボランチの『10番』森田晃樹、平川怜の飛び出しも、しっかり封じることが求められる。

 東京Vは勝点13で5位、浦和は勝点11で6位。地域ラウンド後半戦初戦、ここは勝たなければいけない相手だ。

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Posted by 塚越始