【移籍】パリSGが鈴木彩艶の獲得へ「交渉開始」。 パルマも前向き、日本代表GKがメガクラブ行きか

鈴木彩艶 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ユベントスは“後退”か

 フランス1部パリ・サンジェルマン(パリSG)が、FIFA北中米ワールドカップ(北中米W杯)で活躍した日本代表GK鈴木彩艶(Zion SUZUKI、パルマ・カルチョ1913)の獲得に向けて動き出したという。イタリアメディア『トゥットメルカートウェブ』が7月11日、『ガゼッタ・デロ・スポルト』の報道をもとに伝えた。

 同メディアによると、「移籍市場最大級のサプライズ」として、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)王者のパリSGが鈴木をリストアップし、すでにパルマとの交渉を開始したと報じている。ルイス・エンリケ監督の下でプレーする可能性が急浮上したというのだ。

 鈴木はラウンド32に進出した北中米W杯での活躍を受けて、今夏の移籍市場でリーズ・ユナイテッドFCやマンチェスターユナイテッドをはじめとしたプレミアリーグの複数クラブや、ユベントスFC、バイエルン・ミュンヘンなどから関心を寄せられていると報じられてきた。

 しかし今回、欧州王者のPSGが獲得レースに参戦したことで、一気に情勢が動く可能性が出てきた。

 パルマはすでにユベントスからGKジョバンニ・ダッファーラを獲得。鈴木の後継者確保を進めている状況でもある。

 さらにパルマのCEOを務めるフェデリコ・ケルビーニ氏も、この日、鈴木の去就について言及した。

「鈴木は素晴らしいプロフェッショナルで、自分の考えを明確に持っている。パルマ加入時、『世界最高のGK育成環境であるイタリアで2年間しっかり学びたい』と話していた。昨夏もプレミアリーグやイタリアのビッグクラブからオファーが届いたが、それでも残留を選んだ。今回のワールドカップでも素晴らしい活躍を見せた。我々も近いうちに移籍する可能性は理解している。本人は欧州カップ戦でプレーすることを望んでおり、イタリア国内よりも海外移籍の可能性のほうが高いと考えている」

 鈴木がパルマへの恩義を大切にしていることが伝わる。その発言を踏まえると、ユベントスなどセリエA勢への移籍は一歩“後退”したと言えそうだ。

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 パリSGでは2025-26シーズン、身長192センチのロシア代表GKマトヴェイ・サフォノフが正守護神を務めていた。