【浦和】RB大宮とのダービーへ曺貴裁監督「彼らの勢いを受けるような試合をしては、次につながらない」「ヨーロッパやドイツでの1試合のような雰囲気に」
大宮とのさいたまダービーに向けて抱負を語った浦和の曺貴裁監督。(C)SAKANOWA
10月は最大8連戦、「前半の山の月」
[天皇杯 3回戦] 浦和 – 大宮/2026年10月7日18:00/NACK5スタジアム大宮
浦和レッズの曺貴裁監督が10月5日、オンライン取材に応じ、2日後に開催される天皇杯3回戦のRB大宮アルディージャ戦に向けて抱負を語った。
公式戦では9年ぶりに実現する“さいたまダービー”。J1リーグで4勝4敗の8位につける浦和が、J2リーグで4勝5分と無敗の大宮と、一発勝負のトーナメント戦に臨む。
今回FIFAの新たな施策により、3週間にわたる長めのインターナショナルマッチウィークとなった。浦和は1週間前、カターレ富山とのルヴァンカップ2回戦を制している。この大宮戦、さらに週末のFC東京とのリーグ戦を控えるなか、指揮官は「いつも以上に内容の濃い練習とミーティングを積み重ねられていると思います」と語った。
リーグ戦は4勝4敗で、引き分けが一つもない。曺監督はその点を前向きに捉え、得点を奪う形を磨きながら、簡単に相手に隙を見せない戦い方も追求しているという。
「引き分けが一つもないことをよく捉えて、特に得点を取る形をさらに磨きながら、一方で簡単に相手に隙を見せない戦い方も必要となってきます。そのあたりを選手と一緒に共有するという意味では、ルヴァンカップを含め、いい時間になっていると思います」
大宮戦のチケットは即完売した。曺監督は「それぐらいサッカー熱が高いさいたまで、ファン・サポーターから注目されています」と、熱量を受け止める。NACK5スタジアム大宮についても「思い出深いスタジアムで、絶対に負けられない戦いになります」と話した。
大宮は最重要なリーグ戦との連戦になるため、メンバー構成を読みづらい。一方、ナルシス・ペラッチ・ナダル監督が率いるレッドブルグループのチームについて、浦和と志向するサッカーに似た部分があると指摘した。
「リーグ戦で対戦してきた8チームと比べても、ヨーロッパ、特にドイツで戦う1試合のような空気を感じて、試合に臨むことになると思っています。個人的にはすごく楽しみにしていますし、選手も同じ気持ちではないかなと思っています」
10月は最大で8連戦となる。指揮官は「前半の山の月」と位置付け、勢いをつけるためにも勝利を欲する。
「大宮さんは今年、間違いなくJ1昇格を視野に入れ、それも優勝を目標に掲げていて、エネルギーを感じるチームです。ここ最近は引き分けが多く、この浦和レッズとの天皇杯をきっかけに、また上に登っていこうという、そういう意味合いの試合になると思います。
当たり前ですが、僕たちは彼らの勢いを受けるような戦いをしていては、次のリーグ戦、天皇杯、ルヴァンカップにつながらないと思います。
ダービーということで自然に盛り上がるところはあると思いますが、サッカーの質や内容を高めるために、この代表ウィークがあったと思っています。選手たちに要求するレベルも、日進月歩で上がってきていると感じます。天皇杯のこのダービーについては、非常に自分自身も楽しみにしています。それ以上に、チームがどう成長を見せられるか。あの時のプレシーズンマッチよりも、という気持ちが強いです」
曺監督は週末のFC東京戦に、今よりさらに強いチームとして臨むことを前提に戦わなければいけないとも強調する。曺監督とクラブのマネジメント力も問われる連戦に突入する。
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