【Jリーグ入場料収入 増減ランキング】1位は鳥栖2.5億円増!2位名古屋、3位浦和、4位FC東京…。松本10位、新潟12位、大宮13位、仙台14位と健闘
写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
2020→2021シーズン、全57クラブを比較。
Jリーグが発表した2021年度(2021シーズン)の経営情報をもとに、全57クラブの入場料収入の増減額をランキングにした。2020年度から昨季、最も入場料収入を増やしたのはサガン鳥栖で、プラス2億5200万円だった。
コロナ禍2年目、クラスター発生によるクラブ活動中止、無観客試合や来場可能上限者数の上限設定、また日程変更を含む平日開催など、クラブによっては大きなダメージを受け、単純比較はできない。ただ、どのチームが“復活”への一歩を踏み出せたか、参考となるデータではある。
鳥栖が1位というのは興味深く、躍進とともに金曜ナイトゲームで1万1千人以上が訪れた「九州ダービー」復活なども要因に挙げられそうだ。
2位は名古屋グランパスの2億1400万円増、3位が浦和レッズの2億300万円プラス。そのあとFC東京、北海道コンサドーレ札幌、ジュビロ磐田、アビスパ福岡と続く。
一方、前年比増額が1000万円以下が20クラブ、そのうちマイナスが6クラブという数字も気になるところ。
2021年度(2021シーズン)のJリーグ入場料収入の増減額ランキングは次の通り。
◎2021年Jリーグ 全57クラブ入場料収入の増減額ランキング
(単位:百万円)
順位 チーム 2019 2020 2021 前年比
(+=プラス ▲=マイナス)
1 鳥栖 760 216 468 252
2 名古屋 1,221 378 592 214
3 浦和 2,300 423 626 203
4 FC東京 1,104 314 511 197
5 札幌 779 244 440 196
6 磐田 531 189 358 169
7 福岡 137 144 312 168
8 横浜FM 1,286 497 654 157
9 清水 702 295 439 144
10 松本 695 245 358 113
11 鹿島 996 475 581 106
12 新潟 500 370 475 105
13 大宮 332 96 200 104
14 仙台 615 168 268 100
15 横浜FC 197 151 248 97
16 大分 472 259 354 95
17 柏 414 143 237 94
18 甲府 286 90 177 87
19 徳島 172 82 167 85
20 湘南 438 161 229 68
21 山形 241 115 181 66
22 神戸 1,260 422 486 64
23 相模原 38 22 85 63
24 川崎 1,042 435 490 55
24 千葉 326 133 188 55
26 C大阪 677 310 361 51
27 栃木 113 69 105 36
28 町田 115 53 75 22
29 京都 198 202 223 21
30 長崎 257 147 167 20
31 秋田 20 19 38 19
32 岡山 186 123 141 18
33 山口 216 100 117 17
34 東京V 177 90 106 16
35 群馬 44 43 57 14
36 琉球 47 21 34 13
37 岐阜 116 39 49 10
37 富山 30 22 32 10
39 水戸 114 69 78 9
39 金沢 72 38 47 9
41 YS横浜 12 7 12 5
42 愛媛 61 37 41 4
42 岩手 8 9 13 4
42 藤枝 11 8 12 4
45 熊本 83 49 52 3
46 八戸 10 5 7 2
47 今治 – 19 20 1
47 沼津 12 8 9 1
49 鹿児島 104 32 32 0
49 福島 14 7 7 0
51 鳥取 32 25 24 -1
52 長野 45 34 31 -3
52 讃岐 45 24 21 -3
54 広島 547 272 262 -10
55 北九州 124 154 122 -32
56 G大阪 1,247 324 249 -75
― 宮崎 – – 20 –
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