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【J1 人件費ランキング】3位柏、2位川崎、1位神戸…それでも前年比13億円マイナス。浦和は!?【完全版】

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神戸のアンドレス・イニエスタ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

前年比で最も多い7億6800万円を増額したのが――。

 Jリーグは7月28日、3月決算3クラブ(柏レイソル、湘南ベルマーレ、ジュビロ磐田)を含む全57クラブの経営情報を発表した。今回はそのうち、2021シーズンのJ1リーグ人件費ランキングをまとめた。

 この「人件費」は選手のみならず、チーム・クラブスタッフも含まれる。

 コロナ禍が続いたなか、各チームの戦略がよく表れている数字(額)と言える。

 1位はヴィッセル神戸の50億5200万円で3年連続トップだった。しかし前年比では13億4400万円のマイナス。2年連続経常していた60億円から大幅減額に。

 2位が川崎フロンターレの36億3000万円で前年比5億94000万円プラス、3位が今回追加された柏レイソルの31億500万円で同2億2600万円増額。

 過去2年連続3位だった浦和レッズだが、30億8900万円で4位に。同額で5位に名古屋グランパスが入っている。

 また、前年比で最も多い7億6800万円増額したのが徳島ヴォルティスで、監督交代も影響したとはいえ、初のJ1残留(前年は降格なし)に懸けていた強い思いが感じ取れる。

 2021シーズンのJ1リーグ人件費ランキングは次の通り。

◎2021年J1人件費ランキング(単位:百万円)
【完全版】柏レイソル、湘南ベルマーレを追加

順位 チーム 2019 2020 2021 前年比
(+=プラス ▲=マイナス)

1 神戸 6,923 6,396 5,052 ▲1,344
2 川崎 2,958 3,036 3,630 +594
3 柏 2,940 2,879 3,105 +226
4 浦和 3,228 3,119 3,089 ▲30
5 名古屋 3,973 3,525 3,089 ▲436
6 鹿島 2,936 2,550 2,868 +318
7 G大阪 2,434 2,721 2,735 +14
8 FC東京 2,736 3,034 2,712 ▲322
9 横浜FM 2,684 2,962 2,541 ▲421
10 C大阪 2,406 2,020 2,449 +429
11 清水 1,729 1,937 2,127 +190
12 広島 1,931 2,040 1,876 ▲164
13 徳島 892 916 1,684 +768
14 札幌 1,698 1,614 1,660 +46
15 福岡 784 968 1,643 +675
16 横浜FC 916 1,010 1,513 +503
17 鳥栖 2,528 1,389 1,334 ▲55
18 湘南 1,263 1,121 1,293 +172
19 大分 860 1,154 1,251 +97
20 仙台 1,296 1,246 1,156 ▲90

合計 47,115 45,637 46,807 +1,170
平均 2,356 2,282 2,340

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