J2熊本と大分が共同声明「クラブ、サポーターへリスペクトを欠く行為を確認」
Jリーグ フラッグ 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「相手への敬意を忘れず、前向きで熱い応援をお願いいたします」
J2リーグの大分トリニータ、ロアッソ熊本は10月31日、26日に開催された九州ダービーで「クラブ、サポーターへリスペクトを欠く行為」があったとして、今後、同じことが繰り返された場合はしかるべき対処を取る方針を示した。
両クラブによると、「お互いの一部サポーターによる双方クラブ、サポーターに対してリスペクトを欠く行為を確認しております」「SNS上で当事者でない方への誹謗中傷も確認しております」とのこと。やや抽象的で分かりにくい表現ながらも、当事者・関係者には伝わるだろうというトーンの内容になっている。
「こうした行為は、クラブ同士の健全な関係や、サポーターの皆さまが築いてきた素晴らしい応援文化を損なうものであり、大変遺憾であります。今後、同様の事象が発生した際には関係各所と連携を取り、しかるべき対処を取って参ります」
そのように警告し、次のように呼びかけている。
「私たちは、サッカー(スポーツ)の魅力の根源は、フェアプレーとリスペクトの精神にあると考えています。 試合では真剣に競い合いながらも、ピッチ内外ではお互いを認め合い、敬意をもって支え合う関係でありたいと願っております。 SNSを含めたすべての場で、相手への敬意を忘れず、前向きで熱い応援をお願いいたします。 皆さま一人ひとりの意識と行動が、より良いサッカー文化をつくっていきますので、皆様のご理解とご協力を何卒宜しくお願い申し上げます」
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試合は1-0で、アウェーの大分が勝利を収めている。




