天皇杯決勝前日、浦和が今日の午前練習を公開
準決勝の鹿島アントラーズ戦での浦和レッズのサポーター。(C)SAKANOWA
再び”浦和一丸”で賜杯を獲る。
[天皇杯 決勝] 浦和 – 仙台/2018年12月9日/埼玉スタジアム2〇〇2
浦和レッズは天皇杯決勝前日の12月8日の10時からの大原サッカー場での全体練習を公開にすると発表した。当初は非公開の予定だったが、準決勝の鹿島アントラーズ戦前日の4日の練習を公開したのに続いて、オズワルド・オリヴェイラ監督が決めた。
一方、クラブは練習内容をSNSなどで伝えること、また周囲への違法駐車、迷惑駐車、マナー違反などはしないように呼び掛けている。また、入場者多数の場合は、敷地内への入場を制限する場合もある。
12月1日のリーグ最終34節のFC東京戦(〇3-2)のあとの記者会見で、オズワルド・オリヴェイラ監督は準決勝の鹿島戦前日(4日)の練習を公開にする意図を、次のように説明していた。
「サッカーのクラブチームはそれぞれの特徴を持っていますが、浦和には、他にない素晴らしいサポーターがいます。そして、サッカーが息づく街です。チームとサポーターがともに歩む街で、切り離して考えることはできません。そして浦和のサポーターの皆さんの存在が、チーム全体のメンタルにも大きな影響を与えています。今回(4日の練習)は公開にして、たくさんのサポーターの方々に来ていただいて、サポーターの皆さんのエネルギーを選手に与えてもらいたいと思います」
準決勝の追い風をさらに強く受けて。まさに”浦和一丸”で天皇杯を獲りに行く――。
文:サカノワ編集グループ