「残念なお知らせ」ポドルスキが神戸のキャプテンの座を降りると発表
神戸のポドルスキ。キャプテンの座を降りると決断。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
リージョ監督退団決定後にSNSで、「自分にとっても難しい決断」。
ヴィッセル神戸のFWルーカス・ポドルスキが4月17日、フアン・マヌエル・リージョ監督の契約解除発表のあと、自身のSNSのツイッター( @Podolski10 )で、キャプテンの座を降りると報告した。ポドルスキは監督に復帰する吉田孝行体制下で、昨季からキャプテンを務めていた。
ポドルスキは日本語で次のように2回投稿した。
「神戸サポーターの皆さん、こんにちは。残念なお知らせがあります。
自分はヴィッセル神戸のキャプテンの座から降りる事になりました。
ここ数週間の苦しくて悔しいチームの状況と同じように自分にとっても難しい決断でした。
喜びと誇りを持ってやってきていたので複雑な思いです。」
「キャプテンマークは返しても変わらないのは、これからもみんなのリーダーとしてチームを引っ張って行くことです。
ダンケ、神戸サポーター!! いつも応援してくれてありがとう!! 頑張って行こう」
そのように33歳のドイツ人アタッカーは、キャプテンの座は降りるものの、神戸を牽引する立場は変わらないことを強調した。
ポドルスキは今季リーグ戦6試合2得点を記録。リーグ戦では6節のアウェーでの松本山雅戦(●1-2)を欠場していた。チームは先週末、サンフレッチェ広島(●2-4)にも負け、最近2連敗を喫していた。
神戸は同日、本人の意向を受けてリージョ監督の契約解除に至ったと発表。イニーゴ・ドミンゲス・ドゥラン・ヘッドコーチ、ホルヘ・ムニョス・ディアス・アシスタントコーチの退団も決まった。これに伴い、リージョ監督就任までチームを率いていた吉田孝行氏の監督就任を発表している。
神戸は現在、J1リーグ10位(3勝1分3敗)、ルヴァンカップはグループステージCグループ1位(1勝2分)。
文:サカノワ編集グループ