【神戸】大型補強に成功。清水のFWドウグラスを完全移籍で獲得「サポーターの皆さんとたくさんの嬉しい瞬間を作りたい」
清水から神戸への完全移籍が決定したドウグラス。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
昨季14ゴール。引退したダビド・ビジャの12得点を埋める、新エースストライカー候補。
ヴィッセル神戸は1月11日、清水エスパルスのブラジル人FWドウグラスを完全移籍で獲得したと発表した。背番号は「49」。
ドウグラスの本名は Dyanfres DOUGLAS Chagas Matos。1987年12月30日生まれ、ブラジル出身、32歳。184センチ・80キロ。
これまでのキャリアは、モト・クルブ ― マドゥレイラ ― トンベンセ ― フィゲイレンセ ― 徳島ヴォルティス ― 京都サンガ ― サンフレッチェ広島 ― アル・アイン ― アランヤスポル ― 清水 ― 神戸。
2019シーズンは、J1リーグ30試合・14得点、ルヴァンカップ2試合・1得点、天皇杯4試合・0得点。
日本国内での通算記録は、J1リーグ91試合・46得点、J2リーグ109試合・29得点、ルヴァンカップ7試合・3得点、天皇杯12試合・4得点。広島でリーグ制覇を果たした2015年にはJリーグベストイレブンに選ばれている。
ドウグラスは神戸のファンに向けて、次のようにコメントしている。
「ヴィッセル神戸の皆さん初めまして。
ヴィッセル神戸の一員になれて嬉しく思いますし、神戸で幸せな時間を過ごしたいです。
これからサポーターの皆さんとたくさんの嬉しい瞬間を作りたいと思います。チームの目標が達成できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。
一緒に戦いましょう」
また、清水のファンには次のように感謝している。
「1年半、清水エスパルスでプレーする機会を与えてくれたクラブ関係者に、本当に感謝しています。
そしてサポーターの皆さん、素晴らしい応援をいただき、心から感謝しています。
素晴らしい瞬間がたくさんありましたが、これからは違う道に進んで、新しいチャレンジをしたいと思います。これまでの1年半、心からありがとうございました」
昨季12ゴールを決めた元スペイン代表FWダビド・ビジャが引退。海外からの有力なタレントを加入してきた神戸だが、今回、国内で実績あるドウグラスの獲得に成功――。天皇杯優勝に続き、リーグ制覇への本気度がうかがえる大型補強となった。
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[文:サカノワ編集グループ]