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増嶋竜也が今季限りで退団「地元千葉で引退することが夢でした。しかし、まだ辞められません。まだ動けます。まだサッカーがしたい」

千葉の増嶋竜也。(S)SAKANOWA

「千葉」を背負い3シーズン、35歳は「必要とされる場所を求めてチャレンジ」と現役続行を希望。

 J2リーグのジェフユナイテッド市原・千葉は12月9日、DF増嶋竜也が2020シーズンをもって契約満了を迎え退団すると発表した。「千葉」を背負って戦ってきた35歳のセンターバックは、「最後は地元千葉でサッカー人生を終えて引退することが夢でもありました。しかし、まだ、辞められません。まだ、動けます。まだ、サッカーがしたいです。このまま引退したら後悔してしまいそうなので、もう少し頑張りたいと思います」と現役続行を希望している。

 増嶋は1985年4月22日生まれ、35歳。179センチ・75キロ。千葉県千葉市出身。これまでのキャリアは、市立船橋高校 ― FC東京ヴァンフォーレ甲府 ― 京都サンガF.C. ― 柏レイソル ― ベガルタ仙台 ― 千葉。千葉では2018年から3シーズン(18・19シーズンは柏からのレンタル)にわたってプレーしてきた。

 通算記録はJリーグ335試合・19得点、千葉通算J2リーグ70試合・7得点。

 増嶋は次のようにコメントしている。

「ジェフユナイテッド市原・千葉サポーターの皆さんへ。

 今シーズンを最後にジェフユナイテッド市原・千葉との契約が満了となり退団することになりました。

 小さい頃から応援をしてきたジェフのユニフォームを着て、3年間プレーができたことに感謝します。

 何とかしてジェフをJ1に上げるという思いで一生懸命チャレンジしてきましたが、皆さんの期待に応えられずに申し訳なく思っています。

 今年でチームを離れることになりますが、また昔の頃のようにジェフのサポーターに戻って応援しようと思います。

 プロ生活を続けていくうちに、最後は地元千葉でサッカー人生を終えて引退することが夢でもありました。しかし、まだ、辞められません。まだ、動けます。

 まだ、サッカーがしたいです。

 このまま引退したら後悔してしまいそうなので、もう少し頑張りたいと思います。

 自分を必要としてくれるクラブがあるか分かりませんが、必要とされる場所を求めてチャレンジしていきます。

 まだ今シーズンの試合は残っています。

 最後まで大好きなジェフのために自分らしくやり切ります。

 最後は笑顔でお別れしましょう。

 3年間ありがとうございました」

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[文:サカノワ編集グループ]

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