【選手採点│FC東京 1-0 湘南】D・オリヴェイラが粘り強さや高い集中力を”一撃”で打ち砕く
【マン・オブ・ザ・マッチ=MOM】ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京)
FC東京―試合を引き締めた森重&チャン・ヒョンス、高山を封じた小川に「4」。
[J1 4節] FC東京 1-0 湘南/2018年3月18日/味の素スタジアム
【MATCH REPORT】FC東京は湘南の運動量のあるプレッシングに苦しんだものの、後半開始早々、ディエゴ・オリヴェイラが右足を振り抜いて先制。湘南の組織力を一発で打ち砕き、与えたダメージも大きかった。その後はFC東京が球際でも上回り、湘南のリズムを作らせず、今季リーグ戦初勝利を収めた。湘南は梅崎の惜しい直接FKなどはあったものの、決定的なチャンスを作り出せなかった。
□FC東京
F.C.TOKYO
【選手採点】
先発
GK
33 林 彰洋 3
DF
29 岡崎 慎 2
3 森重真人 4
48 チャン・ヒョンス 4
25 小川諒也 4
MF
38 東 慶悟 3
8 髙萩洋次郎 2(90+3分▽)
18 橋本拳人 2
39 大森晃太郎 3
FW
9 ディエゴ・オリヴェイラ 4(79分▽)[MOM]
17 富樫敬真 2(71分▽)
交代出場
FW
20 前田遼一 3(71分▲)
FW
11 永井謙佑 ―(79分▲)
MF
7 米本拓司(90+3分▲)
SUB
GK
1 大久保択生
DF
5 丸山祐市
6 太田宏介
MF
15 久保建英
【採点理由】湘南の粘り強さやそれまでの高い集中力などを一発のゴールで打ち砕いたディエゴ・オリヴェイラをMOMに選出。森重&チャン・ヒョンスのCBコンビは試合を引き締め、小川も対峙した高山に仕事をさせなかった。3人には「4」をつけた。一方、攻撃に関してはあと一歩合わない場面が多く課題を残した。
湘南―A・バイアと大野がチームを支えたが…。全体的に低めに。
□湘南ベルマーレ
SHONAN BELLMARE
【選手採点】
先発
GK
1 秋元陽太 3
DF
13 山根視来 2
4 アンドレ・バイア 3
8 大野和成 3
MF
7 梅崎 司 2(55分▽)
10 秋野央樹 2
29 杉岡大暉 2(66分▽)
2 菊地俊介 2
18 松田天馬 2(66分▽)
36 高山 薫 2
FW
9 イ・ジョンヒョプ 1
交代出場
MF
16 齊藤未月 3(55分▲)
FW
32 新井 光 2(66分▲)
MF
41 ミキッチ 2(66分▲)
控えメンバー
GK
31 後藤雅明
DF
36 岡本拓也
MF
6 石川俊輝
FW
17 端戸 仁
【採点理由】大野とアンドレ・バイアの守備がチームを支え、秋元も好セーブを見せ続けたが(3人に及第点の「3」)、攻撃面に関しては(特に後半)ほとんどチャンスを作れなかった。ボールを落ち着けることができず、採点「2」が中心となってしまった。
【採点基準】サカノワの選手採点は、より分かりやすく通信簿にちなみ5段階評価を採用。評価基準は、5=とても良い、4=良い、3=及第点、2=本来の力を発揮できず、1=大きく期待外れ……。試合内容と結果を重視し、評価に反映していきます。先発メンバーと途中出場の20分以上の出場選手が対象。いつか(もしかするとすぐ!?)、「オール5」達成だ!
文:サカノワ編集グループ