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【鹿島】ピトゥカ、リーグ4試合の出場停止。クラブはルヴァン杯2試合も追加。清水戦でペットボトルをスタンドに蹴り込む

ディエゴ・ピトゥカ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「きわめて危険な行為」、「きわめて反スポーツ的な行為」に該当。

 J1リーグの鹿島アントラーズは4月6日、2日開催のJ1リーグ6節の清水エスパルス戦で退場処分を受けたディエゴ・ピトゥカについて、Jリーグ規律委員会よりリーグ4試合の出場停止処分が下されたと発表した。クラブは独自の処分として、出場停止期間中に実施されるルヴァンカップのグループステージ2試合についても出場停止とする。鹿島は「今回の行為を非常に深刻に受け止め、当該行為により危険が及んだ方々やスタジアムに来場されたお客様、すべてのフットボールファンならびに関係者の皆様へ深くお詫びし、再発防止に向けて選手への指導を徹底してまいります」とコメントしている。

 ピトゥカは交代を命じられフィールドから出た直後、テクニカルエリア内に置いてあったペットボトルをスタンドに向かって蹴り飛ばした。規律委員会では、その行為が「きわめて危険な行為」であり、「きわめて反スポーツ的な行為」に該当すると判断。ブラジル人MFに対し、4試合の出場停止という重い処分が下された。

 ピトゥカは今日6日の7節アビスパ福岡戦から、29日の10節セレッソ大阪戦までのリーグ4試合、ルヴァンカップ2試合に出場しない。

 ピトゥカは次のようにクラブを通じて謝罪している。

「このたび、私の恥ずべき行為で危険を感じたスタジアムのお客様、ご迷惑をおかけした来場者の方々、ファン、サポーターの皆さま、鹿島アントラーズに関わるすべての関係者に心からお詫びします。一人の人間として、自分の愚かなふるまいを後悔しています。

 ペットボトルをサポーターに向けて蹴る意図は全くなく、感情に任せて蹴ってしまいました。一歩間違えれば大きな事故につながり、決して許されない行為だと思っています。皆さまの信頼を取り戻せるよう、自分の行動でその気持ちを示していきます。本当に申し訳ありませんでした」

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[文:サカノワ編集グループ]

 

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