アーセナルがジョルジーニョ獲得「合意」、移籍金は…。三笘薫の相棒カイセドは残留へ
チェルシーのジョルジーニョ。 (Photo by Mike Hewitt/Getty Images)
チェルシーから、2024年6月まで+1年オプション。
イングランドをはじめヨーロッパ主要リーグの冬の移籍市場のリミットとなる1月31日、同プレミアリーグのアーセナルFCがチェルシーFCのMFジョルジーニョ(Jorginho)を電撃で獲得することが決定的となった。
アーセナルはMFモハメド・エルネニーが負傷で離脱。そのためセンターハーフの補強を優先し、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCのモイセス・カイセド(Moises Caicedo)をターゲットに交渉を進めてきた。しかし7000万ポンド(約112億円)と増額した二度目のオファーも拒否され、ブライトンは今冬の売却をしないという姿勢を貫いた。
するとガナーズは狙いをジョルジーニョに変更。今季これまでプレミアリーグ18試合に出場しているイタリア人(ブラジル出身)のボランチと一気に合意に至った。移籍情報を専門とするジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏(@FabrizioRomano)は1月31日、次のようにレポートしている。
「ジョルジーニョのアーセナル行きが決定! 1200万ポンド(約19億円)で合意、チェルシーは条件受け入れ、ドキュメント(契約書)を作成している。個人的な条件でも合意し、契約は2024年まで、さらに1年のオプション付き。昨日(30日)の夜、最初の接触があり、メディカルチェックを受けたことが明らかになった。アルテタ、キーファクターに」
これで三笘薫のチームメイトだったカイセドのアーセナル移籍は事実上なくなった。31歳のジョルジーニョの活躍度によっては、来夏、アーセナルでのボランチの補強優先度も下がるかもしれない。