【移籍情報】ユベントスが冨安健洋の獲得に本腰か。アーセナルは“玉突き”でスペイン18歳の巨星を狙う

実現すればユーヴェ初の日本人選手に。

　イタリア・セリエＡのユベントスFCが2023-24シーズンへ、イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCに所属している日本代表DF冨安健洋（TOMIYASU Takehiro）の獲得に本腰か――。

　イタリアメディア『カルチョ・メルカート』は２月25日、アーセナルが来季に向けて、スペイン１部レアル・バリャドリードに所属している18歳の右サイドバック、イバン・フレスネダの獲得を検討しているとレポート。そのため、この移籍が進んだ場合には、今季イングランド代表DFベン・ホワイトの控えの立場となっている冨安の放出にゴーサインが出るのではないかと見ている。

　そして冨安を高く評価しているのが、ユーベのマッシミリアーノ・アッレグリ監督だ。セリエAではボローニャFCで活躍しアーセナルへステップアップを果たした、その実力を知る55歳の名将が“トミヤス”を高く評価しているということだ。

「ユベントスはしばらくの間、冨安を追いかけてきた。アーセナルの日本代表サイドバックを獲得することに熱心であり続けている」と、惚れ続けているという。もちろんそのためには高額な費用がかかるが、獲得に向けて動き出しているそうだ。

　カタール・ワールドカップ（W杯）にも出場した24歳の冨安は、今季プレミアリーグ19試合に出場。しかし先発は５試合にとどまっている。負傷も多く、ミケル・アルテタ監督は慎重に起用している。

　それだけにフル稼働を期待するのはやや難しい状況にあるが……。ACミランの本田圭佑、インテル・ミラノの長友佑都に続いて、ユーヴェ初の日本人選手誕生なるか――。