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【浦和】酒井宏樹の負傷、「少し慢性的」とスコルジャ監督。川崎との大一番での復帰は…

ACL決勝のアル・ヒラル戦、競り合う浦和の酒井宏樹。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ルヴァンカップ24日のホームゲームは「GS突破へのラストチャンス」と勝利を誓う。

[ルヴァンカップGS 5節] 浦和 – 川崎/2023年5月24日19:30/埼玉スタジアム

 浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が5月22日、オンラインの取材で2日後のルヴァンカップ・グループステージ(GS)5節の川崎フロンターレ戦に向けて抱負を語った。浦和はGS4節を終えて全て引き分けていて、勝点4の3位。首位の湘南ベルマーレと2ポイント、2位の川崎フロンターレとは1ポイント差だ。

 この試合に向けて指揮官は、「決定機をより多く作りたいです。得点を取りたい。グループステージを突破するためには、次がラストチャンスだという意識が全員にあります。勝ちに行きます。非常にモチベーションは高いです。選手はしっかりと戦ってくれると思います」と、ホームでの勝点3獲得を誓った。

 連戦中でありメンバーは直近のアビスパ福岡戦(△0-0)からある程度変更されそうだ。ただ、あくまでもその時点でのベストメンバーにもこだわると強調している。

「できるだけその時点でのベストメンバーで挑みたいと考えています。メディカルスタッフ、フィジカルコーチに相談しながら、選手の負荷のモニタリングなどを行いながら、その時点でいい状態での選手を起用していきたいと思っています」

 一方、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝2試合で大腿部にテーピングを巻きながら先発しタイトルをもたらした酒井宏樹の欠場が続いている。カタール・ワールドカップ(W杯)日本代表でもあるキャプテンの状態について、スコルジャ監督は次のように心配するとともに、復帰が近づいていると説明した。

「(酒井)宏樹の問題は複雑です。少し慢性的にもなってきています。連戦で3日おきにプレーするのは難しい状況です。ただ日々、良くなってきていて、状態は改善しています。全体の練習にも合流しました。明日の練習が終わった時点で、ドクターなどと相談して、川崎戦でメンバー入りさせるのか、もう少し待ったほうがいいのか判断を下します」

 そのように、川崎戦での復帰もあり得ると示唆した。

 また福岡戦で途中交代した明本考浩のコンディションについては、本人が違和感を覚えた時点で交代させたため、重傷ではないと見られるということだ。ただし復帰のタイミングは慎重に見極めていく。

 浦和対川崎戦は5月24日19時30分から埼玉スタジアムで行われる。

Posted by 塚越始

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