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【鹿島】甲府の左SB須貝英大を獲得。天皇杯の一戦にも出場、「鹿島魂で、常に勝利を!」

鹿島が甲府からDF須貝英大を獲得。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

今シーズンはJ2リーグ26試合・3ゴールを記録。

 J1リーグの鹿島アントラーズは7月25日、J2リーグのヴァンフォーレ甲府からDF須貝英大(SUGAI Hidehiro)を完全移籍で獲得したと発表した。背番号は「16」。

 24歳の須貝は172センチ・67キロ、山梨県出身。右利きだが、甲府では左サイドバックを主戦場としてきた。これまでのキャリアは、フォルトゥナSCジュニア ― フォルトゥナSCジュニアユース ― 浜松開誠館高校 ― 明治大学 ― 甲府(2021~)。今季リーグ26試合・3ゴール。また先日PK戦の末に鹿島を下した天皇杯の一戦にも出場していた。

 鹿島では常本佳吾がスイス1部セルヴェットFCに移籍。層の薄くなったサイドバックの補強となった。

 須貝は鹿島のサポーターに向けて、「このたび鹿島アントラーズに加入することになりました須貝英大です。伝統あるアントラーズのために、自分の力を最大限に発揮し、 強い覚悟を持って戦います! 鹿島魂で、常に勝利を! 皆さん、よろしくお願いします!!」と決意を示している。

 一方、明治大学時代の2020年の特別指定選手の頃から在籍した甲府のサポーターに向けて、次のように感謝を伝えている。

「いつも多大なるご支援、ご声援ありがとうございます。この度、鹿島アントラーズに移籍することを決断しました。シーズン途中にチームを離れることには、様々な意見があることも理解しています。甲府への思い、感謝の気持ちがある中でしっかりと考えました。

 サッカー人生でいつチャンスがあるか分からない中で、鹿島アントラーズからお話を頂き、自分自身挑戦したいと強く思い、この決断をしました。プロサッカー人生を地元ヴァンフォーレ甲府でスタートできたこと、たくさんの経験ができたこと、サポーターの温かさ、一体感を感じ、素晴らしいチームでプレーすることができて本当に幸せでした。

 新しいステージで必ず活躍し、山梨県、そしてヴァンフォーレ甲府の名を広め、少しでも恩返しできるように頑張ります。甲府のJ1昇格、天皇杯優勝、ACLへの新たな挑戦を心より応援しています。

 約2年半本当にありがとうございました」

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