アーセナル冨安健洋がワールドクラスの輝き。CLランス戦で全力疾走アシスト、ロングフィードからもゴール演出
冨安健洋。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
6-0快勝、グループ首位突破も決める。
[CL GS5節] アーセナル 6-0 ランス/2023年11月30日5:00(現地20:00)/エミレーツ
UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ(GS)5節、イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCが6-0でフランス1部RCランスに勝利を収めた。アーセナルの日本代表DF冨安健洋はロングフィードから3点目の起点になり、さらに前半アディショナルタイムには全力での攻撃参加からのクロスでマルティン・ウーデゴールのボレー弾をアシストした。
冨安がワールドクラスの輝きを放った。
プレミアリーグとの連戦が続くなか、直近のブレントフォードFC戦(〇1-0)に続いて右サイドバックで先発。2-0で迎えた27分、自陣での相手との競り合いになりかけた際、25歳の日本代表DFはロングフィードを放って、逆の左サイドに張っていたガブリエウ・マルティネッリに展開。マルティネッリがそのまま仕掛けて持ち込み3点目を決めた。
圧巻は前半アディショナルタイムだ。冨安が全力疾走でオーバーラップ。追い越したブカヨ・サカからのパスを中央に折り返す。このクロスに、ウーデゴールが飛び込んで左足のボレーを突き刺した。絶品のアシスト! ガナーズは前半だけで4ゴールを奪うことに成功した。
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さらに後半に2ゴールを追加したアーセナルが6-0で勝利。グループBでは4勝1敗の勝点12とポイントを積み上げ、1試合を残して首位突破を決めた。冨安はハーフタイムを挟んで、ベン・ホワイトと交代している。