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「代打の西です」大谷翔平の元通訳・水原一平被告に代わり、サッカー日本代表を支えた西芳照シェフが英語の教科書に登場

NFLの試合を観戦した際の大谷翔平(左)と水原一平氏(右)。 (Photo by Sean M. Haffey/Getty Images)

「西もこの教科書で英語の勉強し直します」

 プロ野球MLB(メジャーリーグベースボール)のロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平の銀行口座から勝手に違法賭博業者へ送金したことでアメリカで銀行詐欺罪などで起訴された元通訳の水原一平被告だが、2025年度の日本で使われる中学校の英語の教科書に登場する予定だった。しかし今回の事件を受けて差し替えられ、複数メディアによると、サッカー日本代表やJリーグクラブの海外遠征に帯同してきた西芳照シェフが“代打”で抜擢されることになった。

 報道によると、「成功を支える人」というテーマはそのままで、そこに西シェフが登場している。その内容で文部科学省の検定もパスしたそうだ。

 株式会社DREAM24の代表取締役である西シェフは自身のエックス(旧ツイッター、アカウントは @dream24_nishi)で、「代打の西です。西もこの教科書で英語の勉強し直します」とコメントしている。

 まず福島県のJヴィレッジのレストランで様々な世代の選手たちの胃袋を満足させ続け、そして日本代表の海外遠征時に帯同するようになった。

 東日本大震災を経て、東北の食材を活用するなどそのスタンスをベースに活動。2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)まで日本代表を支えた。

 その後もJリーグクラブの遠征なども要請があればスポットでサポートを続ける。そして今夏のパリ・オリンピックでは日本女子代表(なでしこジャパン)の食事をサポートする予定だ。

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