【パリ五輪 サッカー日本女子代表】スペイン戦スタメン予想、長谷川唯、清水梨紗らベスト布陣で初戦へ! 左のWBとシャドーは誰に!?
パリ五輪のGS初戦スペイン戦、日本女子代表(なでしこジャパン))のスタメン予想。(C)SAKANOWA
なでしこジャパン、好調な清家貴子と浜野まいかの起用法がポイントに。
[パリ五輪 GS C組 第1戦]日本女子代表 – スペイン女子代表/2024年7月25日24:00(現地17:00)/スタッド・ドゥ・ラ・ボージョワール
パリ・オリンピックの開会式に先駆けて、サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)が日本時間7月25日24時(26日0:00)から、グループステージ(GS)のCグループ初戦スペイン女子代表戦に臨む。この試合のスタメンを予想したい。
女子サッカーはGSで12チーム中8チームが、準々決勝に進める。つまりグループ最下位と3位で成績の悪い1チームの計4チームがまず脱落するという構図だ。
日本はこれまで今大会に向けて、基本的には3-4-2-1で準備を進めてきた。ただ、女子ワールドカップ(W杯)優勝国であるスペイン対策で、4-3-3、4-2-3-1の“奇襲”もあるか!?
また東京オリンピックと同様、バックアップメンバーを含めた22人の中から試合ごとに18人のメンバーを選べることになった。22人体制で事前から準備を進められたことは、日本のアドバンテージになりそうだ。
ベースは壮行試合となったガーナ戦のスターティングメンバーとなる。とはいえ、その試合でも選手の調子に大きな差が見られた。池田太監督はまずこのグループ内で唯一FIFAランキングでは上位国となるスペイン戦だが(スペイン1位、日本7位)、長谷川唯、清水梨紗ら現状のベストをぶつけることが予想される。
読めないのが、左ウイングバックだ。直近で負傷した北川ひかるが間に合わなければ、バックアップメンバーで登録されていた守屋都弥がさっそく抜擢されることが考えられる。あるいはWEリーグでMVP&得点王に輝いた清家貴子(三菱重工浦和レッズレディースからブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに移籍決定)の配置もあるか。
そしてシャドーも最近では、前回女子W杯得点王の宮澤ひなたが起用された。しかし負傷明けで、なかなか調子が上がらずにいるため、CFと2列目で爆発的なパフォーマンスを見せる浜野まいかのスタートからの起用も考えられる。
ただ、例えば劣勢を強いられるなど……いろいろなケースが想定される。そう考えると、浜野をスーパーサブの「切り札」としておくのも、確かに有効的な策の一つになるかもしれない。
池田監督のもと、なでしこジャパンは国際大会で健闘を続ける。ただ善戦はするものの、なかなか上位の壁を破れずにいる。
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金メダルを狙える潜在能力はある。今大会は中2日での怒涛の連戦が続くだけに、浜野をはじめ、藤野あおば、古賀塔子、石川璃音ら若きタレントが主力に食い込むぐらいの活躍を大会中に見せることが、メダル獲得への条件になりそうだ。