【パリ五輪 なでしこ】北川ひかるが復活「サポートでもアドレナリンが出て眠れなかったが、やっぱり試合に出たい」
ブラジル戦、北川ひかるがメンバー入りか。写真:早草紀子(C)Noriko HAYAKUSA
今日ブラジル戦、メンバー入りか!
[パリ五輪 GS C組 第1戦]日本女子代表 – ブラジル女子代表/2024年7月28日24:00(現地17:00)/パルク・デ・プランス
パリ・オリンピック女子サッカー・グループステージC組第2戦、日本女子代表(なでしこジャパン)が日本時間7月28日24時(29日0:00)から、ブラジル女子代表と対戦する。
FIFAランキングは日本7位、ブラジル9位。初戦、日本は同1位のスペインに1-2で敗れ、一方、ブラジルはナイジェリアに1-0で勝利を収めた。
スペイン戦で負傷した清水梨紗(マンチェスター・シティ)のチームからの離脱が発表された一方、26日には明るいニュースがあった。ケガで別メニューの続けていた北川ひかる(INAC神戸レオネッサ)、林穂之香(無所属)が全ての練習メニューをこなした。
北川は地元・金沢で行われたガーナ戦で負傷してから12日間、完全別メニューでコンディションを整えてきた。ルトゥケでの直前合宿、非公開でのコロンビア戦ではドリンクの準備などチームサポートに徹していた。
ブラジル戦に向けて、北川は「まだまだ安心できない」と語るものの、球際では鋭いスライディングでボールを奪いに行くなどパワー全開だ。
「100パーセントでできました。(スペイン戦はスタンドの選手席で観戦し)一緒に戦い過ぎて、夜アドレナリンが出て眠れなかったんです(笑)。こんなの初めてのことでした……。サポートしている側に立って一体感を持って戦えましたが、やっぱり試合に出たいなって思いました。ここから2試合勝って決勝トーナメントに進むことだけを今、考えています!」
気合十分の北川がチームに戻ってきた。
遠藤純の不在、清水の離脱……サイドはタレントが不足しているだけに、レフティの北川には、ここから試合をこなしながらコンディションを上げていくことが期待される。
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取材・文・写真/早草紀子
text and photos by Noriko HAYAKUSA