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【全国高校サッカー選手権】タイガーが赤い彗星を国立の舞台で飲み込む。前橋育英が3-1で東福岡に逆転勝利、7大会ぶり決勝進出

前橋育英のオノノジュ慶吏。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

このあと流経大柏×東海大相模の勝者と1/13に対戦。

[高校サッカー選手権 準決勝]前橋育英 3-1 東福岡 /2025年1月11日/国立競技場
※準々決勝まで40分ハーフ、準決勝から45分ハーフ

 全国高校サッカー選手権大会準決勝、前橋育英(群馬)が3-1で東福岡(福岡)に勝利を収めて、優勝を果たした2017年度以来となる決勝進出を決めた。

 試合は11分、東福岡の武器であるサイドを活用したアタックが炸裂。右クロスにニアで合わせた伊波樹生のゴールで先制に成功した。

 それでも徐々に前橋育英が球際で上回り、テクニックとスピードを生かし、背後を突く攻撃も効果を発揮していく。すると48分、佐藤耕太が同点弾! さらに54分、この大会中に進化を遂げたオノノジュ慶吏を起点に、再びCF佐藤が決めて、タイガー軍団が逆転に成功する。

 東福岡はラインを高く設定して反撃する。それでも58分、白井誠也が決めて、前橋育英が3-1とリードを広げた。

 試合終盤は東福岡が猛攻を繰り広げる。しかし惜しいチャンスを作り出したが、ゴールを割ることはできなかった。

 前橋育英は流通経済大柏を下して優勝した96回大会以来のファイナル進出。新国立では初の決勝だ。

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 準決勝2試合目はこのあと14時10分から、流経大柏と東海大相模が国立で対戦する。