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クリスチアーノ・ロナウドが年俸100億円アップの300億円でアル・ナスルと合意

アル・ナスルでのクリスチアーノ・ロナウド。(Photo by Yasser Bakhsh/Getty Images)

クラブ保有権も得る!?

 ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がサウジアラビア1部アル・ナスルとの契約を2025-26シーズンまで1年延長することで基本合意に至ったという。年俸総額は1億8300万ユーロ(約295億円)、あるいは2億ユーロ(約323億円)と言われる。

 ロナウドとアル・ナスルの契約は2024-25シーズンまで(2年契約)となっていた。さらに1年間の延長が現実的と見られていたなか、一方で、契約満了の半年前からは他クラブとの交渉が可能になるため、それまでにアル・ナスルと合意に至っていなかったこともあり、移籍もあり得るのではないか――という憶測も立っていた。

 そうしたなか、Jリーグクラブも獲得の可能性を探っているようだとも言われてきた。

 そんなスーパースターに対し、スペインメディア『マルカ』によると、アル・ナスルは2億ユーロを準備したということだ。2034年のワールドカップ(W杯)のサウジアラビア開催も決定し、同国サッカーのアイドル(象徴)と言える存在でもあり、むしろ国を挙げる形で引き留めに全力を尽くしたという。

 一方、クリロナ自身も、これまで所属してきた全てのクラブでタイトルを獲得してきただけに、アル・ナスルで果たせていない「優勝」への想いも強いということだ。

 現在の年俸は約200億円と言われてきた。実になんと100億円アップというスーパー好待遇で、あと1シーズン戦うことになる。同メディアは「MSLへの移籍の噂もあったが、CR7は決断を下したようだ」「延長オファーにサインする予定」と伝えている。

 さらに現地メディアによると、ロナウドがクラブ保有権の株の5パーセントを得るという役員からの提案も出ていると報じている。

 来月5日で40歳になるクリスチアーノ・ロナウドは2024-25シーズン、これまでリーグ13試合・11得点・2アシストなを記録。公式戦通算20試合・17得点・3アシストと結果を残している。

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 一方、アル・ナスルは今季のサウジアラビアリーグ、8勝4分2敗の勝点28で3位。ブラジル代表FWネイマール(負傷離脱中)の所属する首位アル・ヒラルには9ポイント差をつけられている。