【移籍】今度こそ!? 浦和がトルコ代表FW獲得でフェネルバフチェとも「合意」、近日中に発表へ。現地スポーツ紙が報じる
トルコ代表でのトスン。※トスンのインスタグラム(@cenktosun)より
これまでの「個人合意」から進展か。EL敗退で、モウリーニョ監督も容認?
J1リーグの浦和レッズが獲得に向けてオファーを出したと報じられてきたトルコ1部(スュペル・リグ)フェネルバフチェSKに所属するトルコ代表FWジェンク・トスン(Cenk Tosun)を巡り、トルコのスポーツ紙『ファナティック』が3月13日にこれまでの個人合意に続き、クラブ間でも合意に至り、間もなく日本行きの移籍が正式に発表されると報じた。
トスンは現地3月13日にスコットランドでのUEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16のレンジャーズFCとの第2戦でメンバー入りした。フェネルバフチェは2-0で勝利し、延長120分の死闘を経て2戦トータルスコア3-3でPK戦に突入。しかし、ここで2-3と力尽きて、大会をあとにした。ただしトスンは出場機会を得られなかった。
そうしたなか、『ファナティック』は、浦和がトスンとの個人合意に続き、フェネルバフチェとも条件面でクラブ間の合意に至ったと報じた。労働許可、居住許可の課題がクリアにされたことで、「近日中に移籍が発表される予定だ」ということだ。
今度こそ、あとはサインするだけと信じたいが……。
現地では3月2日からの約2週間、「トスンが浦和移籍で合意」→「ジョゼ・モウリーニョ監督がトスンに残留するよう説得。本人も受け入れる」→「それでも浦和が正式オファー」→「個人条件に続き、クラブ間でも合意」という流れで報じられてきた。また、あとはモウリーニョ監督の決断次第だ、という情報もあった。
もちろん、もしも今回『ファナティック』で報じている大詰めの段階まで交渉が進んでいたのであれば、果たしてELのこの大一番でトスンをメンバー入りさせていただろうか、という疑問は残る。
とはいえ、今回のEL敗退、その試合で出場のチャンスを得られなかったことなど、もしも浦和がオファーを出しているのであれば、移籍話が一気に進展する材料はより増えたのも事実だ。
トスンは1991年6月7日、ドイツ・ヘッセン州生まれでトルコ国籍も持つストライカー。トルコ代表として53試合・21得点を記録し、EURO2024でも2試合・1ゴール。一方、フェネルバフチェでは今シーズン公式戦通算17試合・2得点・1アシスト、先発はわずか2試合にとどまる。
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浦和は3月16日、鹿島アントラーズとアウェーで対戦し、そのあとインターナショナルマッチウィークに突入する。Jリーグの移籍期間は3月26日までとなっている。